21日
金曜日
二日酔い的日常
朝8時起き。完璧な二日酔いである。朝飯だけはしっかりと、と、黒パンにチーズとソーセージはさんで食べる。それにオレンジ半個。
どうにも全身ケだるくていかん。早川書房との打ち合わせが二時にあるのだが、気力が出ないので電話して日延べしてもらう。日記、昨日のアイアン・ジャイアントの感想書き付ける。樋口慎嗣・寺田克也などという人々もハマっているらしい。
原稿チェック3本。行数合わせたにもかかわらず文字不足の原稿が2本あり、調べてみたら行数設定がいつの間にか変わっていた。印字の字体を変更したためらしい。手直しし、六本木に出て、トツゲキラーメン。ABCで、次の北海道新聞書評用のトンデモ本関係、数冊。この書店、ちょっと前からゲイ関係書籍コーナーが出来、薔薇族やバディが置いてあるが、やはり大半がおしゃれ系。『重役室の午後』とかはないのである。文化としてゲイが認められるという、これはその弊害の部分だろう。
4時、歯医者。差し歯の根っこの部分の治療なのだが、何かうまくいかないらしくて、何度も々々差し歯をはめては抜く。そのたびにセメントをガリガリ削るので、根がグラグラしてしまい、かえって痛くなった。ドクターも疲れているらしく、助手をイラついた口調で叱る。困ったもんだ。
6時半、新宿で1時間ほどマッサージしてもらう。それほど効かず。小林のり一らしき人に出会ったが、いかんせん実物をじっくり見たことがないので、ホンモノかどうかわからず。
帰ってメシの準備。原稿依頼2本。北原照久氏との対談、それから『歴史読本』のコラム。9時、夕食。アラ(クエ)の鍋、モツ味噌煮。『おにいさまへ』例の如く。そう言えばこのアニメ、年末改訂版出版予定の『美少女の逆襲』の資料にすべく見始めたんだったが、すっかり忘れていた(笑)。
そのあと、資料として見なければいけないビデオもいろいろあるのだが、めんどくさくなり、戦記モノなどダラダラ1時近くまで見てしまう。まあ、こういう気迫のこもらぬ一日もあるさ。日本酒三号。