裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

1日

土曜日

神保町まわり復活、の記

朝8時半起床。どんどん睡眠時間が長くなる。朝食までに風呂入れず。

9時、母の室でブドウ、リンゴ、カボチャスープ。11時家を出て、神保町へ。いろいろ土曜に用事が重なって、久しぶりも久しぶりといった感じ。

古書市はやっていなかったが、いきつけの古書店Sで数万、買い込んでしまう。ホントウにこの書店は不思議で、私が人を頼んで本の買い取りをさせているのではなかとフト思ってしまうほど趣味が合致している。ほぶらきんの『ゴースンの一生』のソノシートまで置いてあるぞ。拾い物は望月みさお(貸本漫画家)の初期少女マンガ。昼はボンディのアサリカレー。

店のお姉ちゃんにいろいろ指示されて、
「ボクはねえ、たぶんキミが生まれる前からこの店に来ておるのだけどねえ」
とも言わず、ハイハイと従う。おじさんになっての楽しみはものもわからん小娘にいいように言われてニヤニヤすることである。

仕事場に帰り、少し休む。それほど運動したわけではないのだが神保町を歩いたあとは他のところを歩いた後より疲れる。本にエネルギーを吸い取られるのかもしれない。4時近くなってやっと原稿、何度も催促電話受けながら『こんニュー』、8時近くにやっとアゲ。

それから今度は明日の『猫三味線』DVD収録の特典映像用構成台本、1時間でアゲる。その他連絡メール、明日の談笑さん真打披露目の待ち合わせの件など。

9時45分、帰宅。自宅で飯。山芋の千切りとトロロ。鳥唐揚げとピーマンの酢豚風。卵黄とカツブシ、海苔、ネギでご飯。半身浴30分。

ネットあちこち眺めながら水割り缶一本。もう10月かという月並みな感想はナシ。言っていては私の場合、あまりに“もう”の連続なのである。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa