東文研日記

唐沢俊一の“今”がわかる! オノマネの裏モノ日記ウラ日記

13日

金曜日

海保アナおめでとう♪&談笑さんABC征服!

本日は、『唐沢俊一のポケット』でカラサワの相方を務めて
くださっている、海保知里アナの誕生日でした。
年齢は31歳。あっ、同い年じゃないかっ!
彼我の違いをつくづくと、そしてしんみりと噛みしめるw。

前日の打ち合わせでディレクターから聞いた我々、あわてて
プレゼントをどうしようか悩む。
結果、ワタクシは吉祥寺『LEMON DROP』の缶入りクッキー
に。海保さん、学生時代は吉祥寺に通学なさってたと聞いて
いたので、懐かしいんじゃないかと思い・・・。

ホントは多奈加亭とかレピキュリアンとかアテスウェイとか
A.K.LABOとかカレルチャペックの方がいいかな、と思って
たんですが、いかんせん、朝10時から開いていてくれたのは
駅ビルだけでした…。
海保さんが喜んでくれたので、良かったですけども。

あ、そうそう、31歳を取り立てて書いたのは、別にイヂワルな
気持ちではなく、海保さんが進んで自己申告なさったのですw。
年齢を聞かれて、「31になりました〜」と明るく正直に答えた
次の瞬間の、「…へ〜〜〜」という「…」←一瞬の間、が
非常にイヤなんだそうで(笑)。
それくらいなら、聞かれる前に言っちゃおう、ということ
らしいです。
中野監督が「”31刑事”ってのはどうですか」と言いだし、
ひとしきり盛り上がる。それが本番にも生かされましたねw。
でも、「”41刑事”が出てきたら?」との海保さんの問いに、
「その人には負けます」っていうのはいかがなものかと(笑)。

さて、収録終了後、いったん事務所に戻り、カラサワは遅れ
まくっている新書書き下ろしの仕事に。
今夜の落語会にはトテカワさんが来るので、少しでもまとまった
ものを渡さねばならないため、必死なのです。
ABCまでタクシーで乗りつけ、入り口まで歩く間に、
「これYさんが来たら渡して」と原稿入りの茶封筒を渡される。

その次の瞬間。
「唐沢先生!」
と後ろから声がかかったと思ったらトテカワさんが立っており。
「どーもどーも!お世話に…」との定型の挨拶も済まぬうちに、
カラサワが光速の勢いでワタクシの腕の中から件の茶封筒を
ひったくり、トテカワに直渡し。

髪を下ろしていていつもよりいっそう可憐なトテカワさんによる
視線と言葉とオーラによる催促を、初手から封じました(笑)。
いや、それにしても凄い勢いでしたよ。
笑いそうになりました。
そ知らぬ顔でお詫びしましたけれども。

『超落語!』出版記念落語会は、まず大成功、と言っていいの
ではないでしょうか。
実は、談笑さんの落語を聞くのは初めて、という勇気あるお客
さんが1/3はいて、お客さんに質問したカラサワも、
「それはそれは……」と一瞬絶句(笑)。「ダメだと思ったら
すぐ出てください」と避難経路の誘導までして、談笑師匠を
紹介。談笑さんはルパンの出囃子に乗って高座へ登場、やり
にくそうです(笑)。

散々マクラの部分で客層をつかむべく奮闘し、1本目は
「金明竹」。談笑さんの名刺代わりの、どなたにもウケる噺。
本にも載ってますが、やはりあの独特の津軽弁の口上、与太郎
のアブなさ加減は、実際高座を見聞きせぬとわからぬものゆえ、
最初にやるのも納得。

終わって、カラサワとのトーク。
談笑さんがやりにくそう&若干の遠慮?があるのを見て取った
カラサワ、煽る煽る。高速道路でのデコトラ以上の煽りっぷり。
「『金明竹』もいいけどさぁ、ヌル過ぎるね! 30代で守りに
入るなんざ、言語道断!」みたいなことを言い、談笑さんを
さんざけしかける。(実際はもっとアブないことも言ってた
んですけど、当然割愛)
後で東スポの取材がトーク部分に入っていたことを知らされ、
「さすがにやりすぎたかな」と心配するくらい(笑)。
でもまあ、あれは後援者(と言っていいんですよね)としての
義務みたいなもんですから。

覚悟を決めた談笑さん、2本目に考えてたネタを反故にして、
お客さんに希望を聞く。
「シシカバブ問答!」「イラサリマケー!」などの声が飛び、
「わかりましたー」と言って、二人、下がる。

中入り後、「何が始まるのかな?『イラサリマケー』だと
うれしいなあ」と思っていたら!

「アニキアニキ! 習い事をしようと…」と談笑さんが言った
途端、会場(の一部客。ワタクシ含む)大爆笑。
そう、「げろ指南」を始めたのです!

お客さんの思うとおりには動かない、さらに、政治も思想も宗教
も倫理観も関係ない噺をしようと考えていたと思われる、談笑
さんのウルトラCでしょうね〜。
誰も、青山で「げろ指南」をするとは思ってませんでしたからw。

会場は大ウケしてましたが、ワタクシはABCの方々の反応が気に
なって気になって(笑)。店長さんの横顔をずーーーっと窺って
ました。後で聞いたらアスペクトの担当編集、K田さんもそう
だったんですって。やっぱり。
笑ってくれていたので一安心でしたよ。

『超落語!』が売れて、第2弾を出せるといいよね、と言い
ながら打ち上げ。
みなさま、よろしくお願いします!!!

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