東文研日記

唐沢俊一の“今”がわかる! オノマネの裏モノ日記ウラ日記

1日

金曜日

今夜のポケットは、本当にぜひ聴いて欲しい!

怪獣者も、そうでない方も。

ポケットのブログコメントにもありますが、今夜、実相寺昭雄監督の想い出を語るにこれほどふさわしい2人は、日本中ドコ捜しても
いないはず!

写真ものちほどアップしますが、ヘンにしみじみせず、いつもの
ポケットなんだけど、でも愛と哀に溢れてます。
日本中の怪獣者たちの愛を一身にうけた実相寺監督、いなくなって
しまってこれほど「惜しい」方はおりませぬ。

TBSラジオの廊下の掲示板にも、
「旧友会会員 実相寺昭雄様 逝去されました」
と連絡が貼ってありました。すこししんみり。

前々から決まっていたラジオムックの取材日が、ポケット始まって
以来の緊急特番になるというのも、思えば不思議な偶然です。
来年になり、監督の身辺が落ち着いたらまた番組においでいただこうと思っていただけに残念でなりませんが、特撮オタク2人の、愛情溢れるトークを、どうかお楽しみください。

【オンエア後追記】
中野さんの日記で読み、収録の際にも聞いたというのに、オンエアでもじんわり来ました、加藤礼次朗さんの「エロフィギュア」の話。

本当に、日本中、世界中の怪獣者たちからこよなく愛されていたんですよね。
思えば、すごい方をブジオでは目の当たりにしていたんだなあと。
なんだか、ものすごく焦りますね。
一時代を築き、今も我々のこころ、精神に深く根ざしている影響力を持っている方が次々鬼籍に入られるので。
その才能を継承するのだ!と思っているわけではなく(アタリマエだ)、その貴重な経験の聞き取りだけでももっとしておきたかった!というような。それだって、イチ小市民のワタクシにはなかなか難しいことですが。うちのボスも、相当焦っているのでは。
ボスの愛する才能、芸たちは、みなさん年上でいらっしゃるので。

ああ、世の中には惜しい才能が多すぎる!
凄い才能が埋もれている、本領を発揮していない、のも惜しいけれど、功成り名遂げた方だって、創りたいものをすべて創り、天寿を全うして亡くなったわけではない、と考えたら、これから享受できたかもしれない傑作を見られなくて「惜しい」んですよね。
そんなこと、考えたことも無かったけれど。

とりあえず私に出来ることは、ぴんとアンテナを張ること、それだけです。もっともっと貪欲に。
実相寺監督のご冥福をお祈りいたします。

写真は、収録中のもようwithメトロン星人、中野さんが昨日、気を紛らすためにちくちく縫ったというシノレバー暇面(原文ママ)のかぶりもの(監督って器用さも必要なのね…)、番組でも出た「実相寺アングル」の練習ショットです。ラジオムックの取材が本日は入っていましたので。来年1月発売だそうです。

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