東文研日記

唐沢俊一の“今”がわかる! オノマネの裏モノ日記ウラ日記

14日

水曜日

料理日記・16『うずら卵の殻つき焼き』

以前室蘭に講演に行ったとき、現地の焼きとん屋で覚えたもの。
「殻ごと食べるの?」
と驚いたが、食べてみるとシャリシャリという歯ごたえで、非常に
おいしい。

生のまま串に刺して焼くのが定法らしいが、それだと素人は失敗してつぶして
しまう可能性が高いので、バラで焼く。水洗いしてさっと水気を切り、
ダシ醤油に砂糖を溶かした砂糖醤油をまぶして、魚網に乗せて火にかける。
網の目から卵が落ちないような大きさの網を選ぶこと。
熱で乾いたらまた砂糖醤油に漬ける。あまり高い熱で焼くと殻がはじけるので、
最初は弱火で。殻がピッ、と割れ始めたら強火にする。
卵は焼くと水分が飛んで、茹でるより格段にうまくなる。

それにしても、うずらの卵を生のまま串に刺して焼くとは普通思いもつかない。
ましてや、それを殻ごと食べるとは。
まさに“コロンブスの卵”。

2012年11月
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