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2013年6月10日投稿
つぶやき日記6月1日〜4日
6月
1日(土)ポチ手帳
女王様の犬になるともらえる手帳。
朝いつもの二度寝。この二度寝の時間がきちんと取れず眠い眠い。9時半起床、朝食。炒飯。食べてまたベッドに横になる。メルマガ準備でニュースいろいろ検 索。起き出す。梅雨の晴れ間で天気よし。入浴、体調テスト、良好。経理ノートつける。未入金のところ二社あり。どちらも大手なので取りはぐれはないと思うが。
1時半、家を出て下北沢。演劇祭、劇団梅雨前線六月党。東海大の演劇部とその友人たちで構成された今回の演劇祭向けのユニット。地味な話だな、と思いながら観ていたら意外や引き込まれてしまった。主人公の女性の負の存在感が凄い。昼の開演前に久しぶりに劇場でテリーと話す。風邪だと思って病院いったら風疹にかかっていた由。子供のころやってなかったのか。40代の風疹は珍しすぎて、医者が最初わからなかったそうである。全くいろんな意味で規格外の男だ。
風疹男と演劇祭の話。 これもこの男らしいアナーキーな票の入れかたしていると聞いていたが、それはあくまで相対的評価で、聞いてみたらむしろハッシーより私の評価に近し。今回は実力派が揃った反面、「唐沢さん好みのキチガイ的劇団が少ない」と。お互い、相手の趣味が変態的だと思っている。
それはともかく、化ける可能性のあるようなエネルギッシュな劇団が少なくなったのは、賞金を上げたりした分、敷居が高くなってしまったのかも知れず、また東京の劇団が中心だったためかも知れず。前回は大阪とか京都の劇団にアナーキーなところが多かった。舞台上で火を焚こうとしたり(笑)。
昼終って近くの麺僧でジャジャ麺食べて一旦帰宅。立ち寄ったスーパーで不思議な果物見つける。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%AF
サラという商品名で売っていたが、サラクとかサラックというバリの果物らしい。冷して食ってみたが、甘酸っぱいビワ、という感じ。やや苦味がある。
7時、再び下北沢へ取って返し、劇団PKシアター。遺産相続をめぐるドラマで、これまた驚くほどの力作。しかも立ち見が出るほどの入り。調光室で、脚本家さん、演出家さんと一緒に見る。今回、満席の入り の劇団が五組あり、第一次選考で残る劇団は四組。つまり満席にして第一次選考で落ちる劇団があるということで、激戦と言えば激戦だが、うーむ。
帰宅して夜食。豚タン茹で、山ゴボウ漬物、たぬき豆腐、塩トマト。DVDで『必殺仕掛人』、第14話『掟を破った仕掛人』。コロンボでロバート・カルプの声を務めた梅野泰靖が出ていた。それからビデオで『地底王国』。ピーター・カッシング生誕100年記念。いつもの冷静沈着なカッシングとは違うおとぼけ教授の役だがまぎれもなく後期カッシングの代表作。スターウォーズシリーズ『ジェダイの復讐(帰還)』に影響与えたと思われるシーン多いこと。酒はマッコリサワー、青汁ハイ、黒ホッピー。2時就寝。
2日(日)滝川ナニシテル
最近、レギュラー降板したみたいだけど?
目が覚めたら朝9時半。気候涼しく、快眠を通り越し激眠。朝食山かけまぐろ。果物はゴールデンキウイとタンジールオレンジ。食べて紙芝居の会に出かける予定でいた が、いざ案内を見たら完全予約制であるらしい。行けば入れてくれるとは思うがそれもあまり特別扱いのようで気がひける。原稿もあり、今日は諦める。
メルマガ用二回目の原稿、下書きメモのつもりで書きはじめたら、妙にリキが入り、本原稿になってしまった。こっちを第一回にした方がいいかも。
昼は冷凍庫の中のカルビ肉を細切りにしてインスタントコムタンスープにご飯と共に投入して。この頃昼はあまり食欲なし。いや目の前にあればカツカレーでも食べてしまうのだが、積極的に「これを食べたい」というイメージがわかぬ。
やはり毎度毎度同じようなものばかり食べていると「飽きる」のかも知れぬ。飽きるどころか初めて食べる“くじらののどちんこ入荷”というニュースに招集をかけたくじら会は、朝日のKくん、作家のT氏、ライターのMさん、いずれも二つ返事での参加。好奇心は最大の調味料。
日曜日は郵便もなく電話もなく静か。アマゾンで注文していたオットー・プレミンジャー監督の『バニー・レークは行方不明』(アメリカ版)のみ郵便受けに入っていた。もちろん英語字幕入りである。確認して、これはまた後での楽しみにとっておく。
ミスター・モトで味をしめて海外版DVDを買いまくったが、意外に字幕がついていないものも多い。ボリス・カーロフのミスター・ウォンとか、ピーター・ カッシングの『死体解剖記』とか、買って届いてから字幕ナシと知って地団駄を踏んだ。それ依頼きちんと確認して買っている。
7時半下北沢。演劇祭第一次審査発表。橋沢ルナ座長、本多慎一郎さん、それに私の三人で討議。集客数、芝居の質でほぼ互角の五劇団のうち、どこを落とすか という、いささか気の重い話し合い。そうなってくると自分の持つ審査員票がその劇団の運命を決めることになる。私はあえて今回、死に票を投じた。
本来、票というものは活かして投じるものと思ってこれまでやってきたが、いろいろあって今回で審査員も降りることになりそうだし、自分の好みだけはしっかり出したい。私の今回のイチオシは『天然ポリエステル』、二オシが『芝居家だんす』、いずれも決勝進出ならず。残念。ことに『芝居家だんす』は商業演劇にして回れるほどの完成度とテーマ性を持っていた分、演劇祭ではよそに票をくわれた。惜しい。
結果発表。喜びあり焦燥あり落胆あり、悲喜こもごも。打ち上げで居酒屋えん屋。席を回って各劇団と話す。敗れた劇団もさっぱりしていてそこは救われた。小劇場芝居って貧乏くさい、しかし小劇場芝居って素晴らしい。
天ポリの脚本家さんといろいろ話す。共通の知り合い(かなりびっくりするレベルの)がいた。彼女と、ヅカ★ガールの某女優さんの、壮絶なだめんず人生を聞い て絶句したり。11時解散。ちょっと小腹空いたのですし好方面行って、飲み足して帰宅。それでものみ足りず、シジミの味噌汁のシジミつまみに焼酎。3時ま で。
3日(月)AKB指南
「AKBもいいがこう長く見ていると、退屈で、退屈で、ならねえ」
朝9時半までグー。ゆうべの夜更かしと今朝の気温の快適さで、いくらでも寝られる。9時50分母の室で朝食、トーストに目玉焼き、ベーコン、コーヒーというオーソドックスなもの。カラントのジャム。果物はゴールデンキウイ、タンジール。食べてまた寝る。
Tくんから夏コミ新刊(アンドナウの会)について電話。そうだそうだと郵便受け確認したら当選通知来ていた。入浴し、サプリ6種類(!)。ひばまた、タウリン、深海サメエキス、濃縮ウコン、ベータカロチンなどなど。朝は朝で母が4種類くらいのませてくれるので、一日10種類くらいのサプリを取っている。
朝、健康&体力テストやったが結果芳しからず。気になって昼過ぎもう一度やってみたらまずまずの数値、ちょっと安心。サプリが効いたか? 原稿書き続け。人名の出て来なくなったこと。E社からメール連続してくるが原稿に没頭(と、ややこの件で鬱)で無視決め込む。5時半、家を出て神田まで中央線。
神田駅で降りるのは久しぶり。ホームに降りてさて、乗り換えはどこだ?と思って、ああここが目的地か、と気がついた程。改札でみんなを待つうち電話。 TBSから。こないだのダウンタウン特番、やはりボツったとのこと。残念。オノ夫妻はすでに来ていて表で待ってた。程なくKくん、Mさん、T先生など揃っ て一乃谷へ。
大将待っててくれた。さて、席について以降はくじら尽くしにカニ、タコ交えて盛大に。小泉武雄先生はここに隔週くらいで来ているとか。メンツがメンツなの で、口を開けば珍知識奇情報。かなまら祭のかなまらは新日鉄製だとか、アフリカでのシロアリ(ハアリ)の食いかたとか。私も白頭山のアリ酒の話など。
ビール、焼酎、覚えてないがかなり飲んだと思う。顔をテレビで売ってる人間として、酔って電車で帰るベからず(からまれたりする可能性あり)の原則(以前、芸能プロダクションの人に言われた)に従いタクシーで帰るが、神田からだとちょっと高くついた。
本日の一乃谷メニュー。まずお造り。赤身、ウネ、ひゃくひろ、カワ、尾の身、自家製ベーコン、サエズリなどなど。続いてハツのごま油和え。歯触りはコリコリ、味はレバ。それからおなじみのくじらステーキ一乃谷風。マヨネーズが皆に好評。本日のメイン、のどちんこの塩焼き。イワシクジラだそう。のどちんこに軟骨があるのが驚き。コリコリとして、噛めば噛むほど味が出る。生ののどちんこも見せてもらっら(写真)。一頭にひとつという希少部位。ディズニーの『くじらのウィリー』では三つあったがな。塩焼きはもうひとつ、脈ツボというヒレの部分。こっちは焼くと柔らかく美味。
さらにくじらの握り。以前仙台で食べた時にはシャリとの間に脂がはさんであったが今日はないのか・・・・・・と思っていたら、脂をダシにして赤身のそぼろと炊いた『くじらめし』というのが出た。週刊文春で「欠点は後で上唇と下唇がべとべとしてくっつくこと」と紹介されたとか。この他、毛ガニ、タコなども出て、文字通り飽食の一夜。
4日(火)グンソクムシ
生息地:韓国。
朝5時目を覚まし、ネットなどやって二度寝。爽やかな睡眠で、爽やか過ぎて10時まで寝てしまう。朝食、母の室で。塩サバ美味。あとセロリきんぴら。果物はアメリカンチェリーとタンジール。自室に戻り体力テスト、結果悪し。酒が残っているかな。ちょっとイライラすることあり、これで神経集中できず。
活発に仕事してはいるが内鬱(内に籠った鬱)なのかもしれない。掃除だとか家事をする気が起きない。メルマガ原稿書き少し。昼はスーパーで海鮮丼を買い、 それに湯をかけて海鮮茶漬け。これだけだと腹持ちが悪いので揚げ餅団子二串。体力テスト再度やってみる。今度は結果よし。やはり酒が残っていたか?
ネットを見たら『橋下氏発言で教授が公開質問状』という見出し、坂本龍一がまたでしゃばってきたのかと思ったら。「私の研究の根幹を否定し、社会的評価を著しく損なった」・・・・・・はあ? 吉見義明の研究なんざ、もうとうの昔に否定されとるわ、と呆れる。
とにかく何もする気にならず、落ちたものを拾うのも難儀。会いたい人にも連絡とる気が起きない。二日酔いなのかもしれない。恒例の週刊誌インタビューでちょっと線がつながった感じ。それくらい。
酒のアテは豚バラ茹で。豚バラ肉の薄切りをお湯で茹でて、にんにく醤油にシャンツァイを刻んだものをつけて食べる。ただそれだけのものなのに、ぺろぺろといくらでも食べられてしまい、じつに深い味がする。