本日５月２２日、誕生日であります。

まったく、音速のごとく５５歳になってしまいました。人生ももうそろそろ終盤戦であります。

若いころ目標とした５５歳時点での到達目標には指先さえ届かず･･････忸怩たる思いの今日このごろではありますが、その分、若いころには想像もしなかったところで、
「なんだ、人生って楽しいじゃないか」
と思えている今日このごろであるのも事実であります。

幸いなことに、まだロートルのオワコンとは認識されていないようで、今後につながる面白いお仕事の話なども、いくつもいただいております。

多忙な状況ではありますが、その多忙さを楽しんでいる毎日です。

とはいえ、先行きが見えないのがわれわれフリーの稼業の常。見えないことを楽しまないと、不安に押しつぶされてしまいます。到達目標を達成できていないのは、まだまだ伸びしろを持っていること、と自分に言い聞かせて、楽しく、騒がしく、この一年を過ごしていこうと思っております。

最近、ちょっと自分で発言が右（保守）寄りになってきているかな、と思いもしますが、これは年齢相応に、個々人よりも、それを束ねていく「国家」「社会」というワクの存在へ興味が移り、その周辺を深く考えるようになっていっているため（仕事もそのへんの視点からの依頼が多くなっている）でもあるでしょう。

そこらへんへのご理解もいただきつつ、この人生の熟成期への足入れの一年を、なにとぞ温かい目で見守っていただけますよう、伏してお願い申し上げます。