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2013年5月21日投稿
つぶやき日記5月17日〜20日
5月
17日(金)あまちゃんダイジング
朝ドラグッズ商品化!
朝の日記つけ、5時半目覚め。日記つけ、二度寝等如例。いろいろやらねばならぬこと迫ってきて圧迫感。9時半朝食。食べてすぐ読売テレビの追加ネタ出し。自分でへえ、といういいネタを見つけたが、ちょっと先方の要求とはズレているので、これは他の番組で使った方が良かろうと思う。
明日の新幹線の時間調べる。案外早く家を出ないといけないようで、ちょっと鬱。目は早く覚めるが、動き出すのは遅いので(笑)。
昼過ぎ、体力テスト。へとへとになる。テストでくたびれていちゃ世話はない。入浴してサプリ取り、しばらくベッドで休む。腹が減ったので起き出し、油かすのカチカチになったのを茹で、賞味期限切れかけていた揚げと一緒にうどん。案外旨くてうどん玉おかわり。
雑用進まず。読売テレビから電話。すでにメールでのネタ出し質問への回答2回、電話で長時間の打ち合わせ1回しているのだが、「さらにもうひとネタありませんか」、と言われて驚く。何とか出したけれど。関東の人間がいささか偏見をもって思い浮かべる“がめつい大阪人”のイメージそのままで笑ってしまった。
6時45分、家を出て下北沢。ルナティック演劇祭、劇団天然ポリエステル『風神、恋の嵐』。審査員なので詳しい講評は後日としたいが、内容だけからいえば今年観た芝居中ベストかもしれないというほど面白かった。ところが客席はちょっとスカスカ。こんなに面白いのになんでお客が少ないのかと思ったら、2週間後に本公演を控えているんだとか。それで演劇祭に応募してくるとは、無謀だなあ。まあ、無謀は嫌いじゃないが。
終わって早坂さん、照明の森ちゃんと飲みに行く。早さんの見つけた、バカ安の中華居酒屋。100円のメニューがずらり。しかも味よし。ワイワイやりながら、ビールと緑茶ハイかなりいった。おごったが、この値段なら威張れもせず。ただしタクシーの中で眠りこけて荻窪まで行ってしまうという失態を演ず。
食べたもの。朝:ハンバーグ、味噌汁。果物はイチゴ、セミノール。昼:かすうどん、揚げをトッピングして、うどん玉おかわり。夜:下北沢の中華居酒屋で餃子、エビマヨ、干し豆腐、豆苗炒めなど。ビール、緑茶ハイかなり。
18日(土)あのとき君は赤かった
若いうちは一度は共産主義にかぶれるものさ。
朝、例により二度寝して9時半起床。だがやたらねむい。大阪行きをスッぽかしてこのまま寝ていたい、と切に思うほどねむい。別にたいした夜更かしもしてないし、好天なのにこの眠気は何だろう。何とか起き出して母の室で朝食。
自室に戻り、新幹線の時間確かめたら1時間ほど余裕持てることがわかり、やれありがたやとまた寝てしまう。と言っても熟睡出来るわけもなく。何とかギリギリで起きて風呂を使い、支度して11時過ぎ出発。ドアを一歩出た途端、「あ、チケット忘れた」と思い出す。無意識のうちに持ち物チェックしているんだねえ、偉いぞ自分の脳。・・・・・・まあ、だったら忘れなければいいのであるが。
タクシー、運転手がドジで時間くい、ちょいアセ。なんとか12時20分のぞみグリーンに間に合い、飛び込むが座席にコンセントがない。のぞみでもこういう車両があるのか。車両の先頭の席にのみあったので空いているのを幸い、そこにずっと座って携帯使う。こんなことしないでこういう時に寝ればいいのに、今度は全く眠気起こらず。
未だに15時と5時がこんがらかって、どっちだったっけ、と不安になる男なのだが、無事15時30分、読売テレビ入り。入れ替わりで収録終わって帰京する森田先生と立ち話。こないだの『ひるおび!』、かなりの高視聴率だったらしい。先生、自分の出演番組の視聴率をいちいちチェックしているのか、こまめだなあ、と思う。
同じく入れ違いで帰る山口敏太郎氏とも挨拶。1分ほど会話かわして、ちょいとひと仕事、依頼される。スレ違いざまのピンポイント仕事受注。
メイクし、打ち合わせ。今回は苦労して出したネタを他のコメンテーターに回されたりして、おいおいオレはネタ屋じゃないよ、と思ったが、ディレクターがひとネタ、ちなみにでいただきたいと言って、提示したのを面白がってくれたので何とか気分治った。どうも構成担当の方からチーフディレクターにこっちのメールが行っていないっぽい。井上公三さんから、今回も芸能界の裏ネタ(放送不可)を聞いてへえ、と。
で、収録、3回目。・・・・・・一応、仕事はきちんとした! という感じ。とはいえ、まだ自分のものになっとらんな、番組のノリが。これがこないだの『この顔』だと、ほぼ5分程度の打ち合わせで感触つかめて楽しく録れたのに。これが東京と大阪のノリの差か?
森田先生に変わり吉田たかよし先生が今回の医学コメンテーター。身振り手振りの大きな人で、乗り出すようにして話すので「3D」と言われていた。ネタの中でよさこい踊りのことが出てきたのだが、ディレクターが先生に「ちょっと踊ってみてくれませんか」と頼み、ホントに踊っていたのにびっくり。
私にはこれは出来ない。してもサマになるまい。仮にも医学博士にこういうことやらせるのにさすが関西、と驚くが、やる方にもまた別な意味で感心する。テレビ界で生きていくことって大変だよなあ。
5時40分収録開始で大体1時間半回し。7時にかかったあたりで解放。タクシーで新大阪、8時20分のぞみグリーン。今度はコンセントあるか確認して乗ったが、充電十分で東京まで使わず。車内でHさんからメール。知り合いの配給会社に預けてある映画台本、Z監督が、某製作プロダクションに持ち込んでみるとのこと。来週あたり打ち合わせ。さて、いかがあいなりますか・・・・・・。
さすがに帰りは少しうとうとした。駅で買った551蓬莱の豚まんで夕食代わり。10時半東京着。降りたところで高田純次さんとばったり。他のコメンテーターもみなこの新幹線であることは知っていたが、そうか高田さんもわれわれと同じ列車か、と(当たり前だが)改めて思って、何か可笑しくなってしまった。こればかりはタレントさんも文化人も変わらない。これ以上変えようがない。
11時帰宅。冷蔵庫の中のもので何とかツマミ作り、夜食。いや、なんやかやとあわただしい一週間だった。
食べたもの。朝:おむすび三個(鰹節、梅、味噌)。果物はイチゴ、グレープフルーツ。昼:新幹線で天むすとコーラというイヤな取り合わせ。夜:同じく新幹 線車中で551蓬莱の豚まん二個。晩酌:油かすとモヤシ炒め、桜エビ釜あげ、たぬき豆腐。お茶漬け一杯。マッコリサワー、青汁ハイ、黒ホッピー。
19日(日)アセトアミドと男と女
化学学科生同士の愛(このネタは前にやった気がする)
朝6時、起床極めて心地よし。熟睡からの満足した覚醒。決して最近、体調も気分も万全とは言えない状況でこの快眠は何?
日記つけ、メールなどして10時まで。スパムメール、無駄とか逆効果とか言われながらも片っ端から着信拒否、迷惑メール通報していたら、最近ガクッと減った気がする。
母の室で朝食。母の日のサプライズプレゼントの予定のパソコンが私の不在で昨日母の部屋に届き、おまけに代引きで金を取られたとか(笑)。まあ、サプライズだったには違いない。すぐ支払って、接続その他はマドに頼んでやってもらうことにする。
自室に戻り、雑用いろいろ。届いた文芸社の原田さんとの対談原稿に手を入れたり。順調に仕事していたら昼過ぎあたりから急にダルさを感じて、ベッドに倒れ込んでしまう。体調悪いわけではなく、体力テストしてみたが最近の中では好結果。単にダルいだけ。これは気圧だな、と思ってネット見たら案の定、都内のあちこち在住の知りあいから雨情報。
昼飯をそれで食いそびれる。3時に何とか起き出して、ホームページ更新などするが、作業中にパソコンの前で意識遠のきガクッとオチたりする。こんな調子で 今日の前月祭の司会大丈夫か、と心配になる。皆神さんから「今日の進行は全て唐沢さんに任せます」などと言われているし。
4時半、家を出て歌舞伎町ロフトプラスワン。腹ごしらえ必要と思い、途中の海鮮丼の店・わかさやでネギトロウニ丼を買って楽屋持ち込みで食べる。ざっくり打ち合わせするが別にそう大変でもなさそうなので後はリラックス、会長、皆神さん、大沢さん、しら〜さん、I矢くん、すなむしさん、その他出演メンバーと雑談。
落語や演劇、テレビ文化人などいろんな業界の楽屋ばなしに加わる機会が持てる身であるが、と学会の楽屋での雑談はちょっと他にない特異なものである。話題がかなりマニアックであることは当然として、その、一般的な常識をはるかに超えた話題に対して、全員がさらに話題や情報を盛っていく。
どんな楽屋でも大抵、その場の序列とか売れ具合とかでヒエラルキーが出来、話し手と聞き手に別れるものだが、と学会の場合、ほぼ全員が語り手側で、しかも停滞がない。リミッターが最初から外れている。初めて聞くと戸惑うかも知れないが、この輪の中に入ると麻薬的な快感がある。ただし、会長や運営委員、古参会員といえど特別扱いはされず、話題がつまらないと無視されて置いてきぼりをくう。
と学会員たちの楽屋ばなしはさぞ面白いだろうと思ってゲストみたいな立場で参加し、この雑談バトルロイヤルの洗礼を受け、怒り出した人もこの二十何年間に何人も見た(笑)。オトナのふるまいとは決して言えないが、良くも悪くも、これがと学会というところなのである。
皆神さんや白山さんはチケットの売上げが少ないと心配していたが、開始までに当日券のお客がかなり入ってほぼ満席状態。司会役として進行表に従ってサクサク進める。 発表いずれも面白いが、金子圭一郎(すなむし)さんの、柔道の試合で、うつ伏せに押さえつけた対戦相手の身体を肛門に指を突っ込んで裏返す話がツボだった(笑)。
後半の、私、会長、皆神さん、眠田さん、談之助さんのメンツでのトークが、さっき言った楽屋雑談の壇上版であった。みんなそれぞれネタを持ち寄り、ワイワイと観客を巻き込んで盛り上がる。前月祭の宣伝でTwitterに流れた「通は前月祭に行く。マニアックなネタが聞けるから」という文句は正しかったな。
盛り上がったにも関わらず奇跡のように時間キッチリに終了。今年の大賞はお台場のカルカルだが、ロフトの担当者から「来年はまたウチでお願いしますよ!」と強く言われた。やはりまだと学会ブランドは強いな。
打ち上げはこれもひさびさの台湾料理『青葉』。台湾タケノコ、アヒル冷製、干し豆腐、イシモチ唐揚げ、コーンスープなどどれも旨い。植木不等式さんはここの料理をあまり認めていなかったようだが、私はこの味は好み。ここでしか食べられないメニューもたくさんあるし。第一、いつ行っても空いている。ただ、紹興酒は上海小吃のやつの方がおいしい。ここのはややホコリっぽい味がする。
12時ちょい前に解散、タクシーで帰る。雨、降っている。そんなに飲まなかったのだがちょっと酔ったのはやはり気圧のせいか?
食べたもの。朝:豚肉タレ焼き、鳥わさ。果物はイチゴ、タンジール。昼:(夕方)ネギトロウニ丼。1200円でこの味はなかなかのもの。夜:『青葉』で打ち上げ。ビール、紹興酒。デザートのかき氷入り杏仁豆腐が絶品!
20日(月)もしも醤油がヒゲタなら
♪みりんと煮詰めてタレにして君に勧めることだろう〜
朝6時目覚めベッドで日記つけ、8時二度寝して9時半起床。母の室で朝食。雨もよいの天気。梅雨近し、か? 自室に戻り、入矢くんからのメール読んで返信。11月公演のキャストの件。カナメになる役の役者さん、まずOK。プロットを誉めてくれていた由だが、またいろいろ自分の役柄に注文もうるさくつけてていた由(笑)。
本来今日は予定があると思い込んでいたのだが、こっちのカン違いでひと月先ということがわかり、ひさびさの完全休養日となる。やった、と思いたまっている読書を、と数冊抱えてベッドに横になるがすぐに グー。荷物配達のチャイムで起こされる。USAAmazonからの、『エラリー・クイーン・ミステリーズ』のDVDボックスだったのに驚く。注文したのがもう三ヶ月以上前。買ったこともほとんど忘れていた。
あの『コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』を制作したレビンソン&リンクのコンビによる、1940年代を舞台にした本格フーダニットものミステリドラマである。冒頭に容疑者の名前と顔が次々紹介され、ドラマ途中でいきなり主人公のエラリーが“カメラの方”を向いて、視聴者に「さて、証拠は全て出そろいました。犯人は誰でしょう?」と挑戦するという何ともシャレた趣向。田村正和がやるアレはここからのいただきである。
日本では1978年にフジテレビの深夜枠で、何と字幕スーパーで放送。当時上京したばかりの私は下宿の四畳半で、狂喜して毎週ブラウン管にかじりついていた。当時のテレビは他に『ヒッチコック劇場』の再放送あり、『オーソン・ウェルズ劇場』あり、ミステリファンには毎週が天国みたいな環境だった。
あまりに凝りすぎた内容のせいか、コロンボほど視聴率がとれず、シリーズは一年で終了。プロデューサーの2人が反省し、「謎解きはユルく、雰囲気は明るく」と大衆路線を目指して成功したのが『ジェシカおばさん』なんである。
さっそく映像をちょっと見てみるが、なんと日本のリージョンで見られた。英語字幕もばっちり入っている。満足して、後は夜の楽しみにとっておき、体調テスト。これもいい感じでご機嫌。入浴しサプリ摂取。
ゆうべ、某イベントに参加者が足りないと聞いて、助っ人紹介しましょうかと提案したら、まず参加費を払わせろとのことで呆れて取り下げる。昔、内田春菊のところに「あなたは今年のSF大会のゲストに選ばれました、すぐ参加費を支払ってください」と電話があったそうだが、まるで詐欺スパムメールの文言みたいなこういう思考が、いまだまかり通っているイベントがあるというのが驚きである。
春菊が呆れて筒井康隆に訴えて、それ以来ゲストからの参加費徴収は無くなったと(彼女自身から)聞いているが、彼女が言い出すまで、SF業界の誰ひとりこのシステムを理不尽と思わなかったというのが凄い。人間は、慣習にはつい、従ってしまう生き物らしい。
昼飯を、と思い時計を見るともう4時近く。新宿あたりに買い物に出ようと思っていたが中止して、冷凍庫の豚タンスープでラーメン作って食べる。雑用しば し。7時過ぎ、スーパーで買い出し。生桜エビが安売りだったのでイソイソと。あとコンビニのATMで出演料等入金確認。一件、思い当たりのない謎の入金あり。はて、何の仕事であったか?
9時半、メシ。『エラリー・クイーン』第一話(パイロット版)『TOO MANY SUSPECTS』見ながら。この作品には詳細なレビンソン&リンクマニアの人による解説サイトがある(http://blogs.dion.ne.jp/metrofarce7/archives/4947552.html)ので、わからなくなったらそこを見ればいいや、と思っていたのだが、食事と平行のながら見とはいえ、案外ストーリー追えるもの。ラストのタネあかし(ダイイング・メッセージ)を見て、これは英語字幕で見てよかったと思った。英語のかけ言葉ネタなので、もし日本語の吹き替えだったら成立しなかった話。テレビではどう訳したのだろう。
ダイイング・メッセージネタはリアリティがなくてあまり好みじゃないのだが、今回のは時代設定のクラシックさに結びつけているところ、よし。それにしてもこういう作品もちゃんと見直せる。いい時代になったものだ。
食べたもの。朝:牛肉とピーマンの炒めもの、エノキの味噌汁。果物は冷凍パインとセミノール。昼(夕方):豚タンラーメン。茹で卵と間違えて温泉卵買ってきてしまって失敗。夜:サクラエビ湯豆腐、ニラお浸しカニカマ入り、新ラッキョウ。マッコリサワー、青汁ハイ、黒ホッピー。