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2013年5月5日投稿
つぶやき日記5月1日〜4日
5月
1日(水)ふとり世代
飽食時代の子だからねえ。
9時にアラームは鳴らしたが止めてからちょっとうとうとしてしまい、朝飯が10時近くなる。久しぶりにゆうゆう散歩を見るがユルい番組だ。母と共通の某知人の話。最近各方面から「人間が変わった」と言われている。紳士的でユーモアにあふれた人物と思われたのだが、このところ、私の知人でも彼に怒鳴りつけられた、という人が何人も。実はわれわれに見せていたのがツクリの顔だったのかも知れない。
自室に戻り資料用読書寝転がって。すぐ飽きて、携帯でmixi。マイミクさんたちのGWの旅行日記など読む。うらやましいものもあるが、フリーの仕事していて世間が休みの時に旅行行く気にはならず。
助川くんに明日の会食の件でメール、Facebookでしたらmixiで返事が来た。niftyのメールで返事をしたとのことだが、メールボックスに見当たらず。しかし、いくつもの通信手段があるとかえってややこしい。
某出版社からメール。以前ここのパブリシティ冊子に書いた原稿の単行本採録の依頼だが、書いた内容を完全に忘れている(書いたことはおぼろげに覚えている)。「どんな原稿でしたっけ?」と聞き返すのも間抜けだし、まあ、なにくわず了承してゲラ確認で「アアコレカ」となるパターンだろうが、しかし頼りない記憶だ(笑)。
http://news.goo.ne.jp/topstories/entertainment/282/ef6fb3c6ff01f1e9e4230398c51dbe9e.html東宝『レミゼ』主役3人のうち2人負傷 2公演休演 他人事じゃねえよおおおお。舞台って恐いわ(まあ、だから脳内麻薬出るんだけどね)。
猪瀬知事の失言報道から考える。昭和39年の東京オリンピックは敗戦のショックでバラバラになった日本のアイデンティティを再びがっちりと固める役割を果たした。日本人は再び「日本万歳」と叫ぶことが出来ることの快感を味わえるようになった。石原都政を受け継ぐ猪瀬都知事がオリンピック誘致に一生懸命なのはその効果をまたねらってのことである。他の諸国とはいささか誘致の理由(モチベーション)が異なるのである。
その下層心理がNYTのインタビューでつい、出たのだろう。イスラムは同じ神様背負っているけどひとつになってない、というのは、「しかし日本はひとつになっている、なることが出来る」という主張の裏返しである。
冷戦後、再びバラバラになりかけている日本という国家のアイデンティティを、もう一度固め直そうとする一派と、それを自由の束縛の象徴として嫌う一派(児童ポルノ法反対派が最先端)との対立がこのオリピック誘致賛否で見えて来ている中での象徴的失言であった。
3時、読売テレビから電話。打ち合わせ、一時間くらいかかると思っていたら30分ですんだ。とはいえ、その後雑用していたらもう夕方なのにビックリ。
時間たつのが早いのに呆れる。出かける用事もあったのだが明日回し。こんな時間になってから体調テスト、テストでへとへとになる。連絡事項いくつか。トラタヌで予算考えていたものがあったがそううまくはいかず、仕方なし。苦笑。
買い物に出て夕食の準備。帰宅して料理はじめる。もうひと仕事しなければならなかったのだがめんどくさくなって、今日は酒と決める。
坂口良子追悼の意味もあって市川崑『女王蜂』(1978)観る。前にも書いたかもしれないが、心霊師の九十九龍馬(神山繁)、ルックスも演技も歳岡孝士くんクリソツ。
もう一本、ジェシカおばさんの事件簿『変な手紙がいっぱい』。ストーリィにジャクソン・ギリス(コロンボ『二枚のドガの絵』『死の方程式』脚本)が加わっているせいか、“意外な犯人ネタ”では傑出。だが、それが本来ミステリというよりはコメディの味の強かったこのシリーズの中では浮いて、後味を悪くしてしまっていることは残念。
夜はトリトン鍋。オ〜リ〜ハ〜ル〜コ〜ン(違)。鶏手羽先鍋を作ろうと思ったら、三日目に買った豚タンがあったんで別個に茹で(共に一時間ほど)、最後に鍋の中で一緒にする。戻したシイタケ、白菜、春雨等を加える。クタクタになった鶏手羽は鍋として食べ、ちょっと歯ごたえのある豚タンはラー油でつまみとしてたべる。鶏と豚でトリトンww。
食べたもの。朝:サバ塩焼き、ノルウェー産で旨し。モズク味噌汁、果物(小メロン)。昼:コンビニのカツカレー。こういうのもこういうのなりに旨し。夜:鶏手羽と豚タンの鍋。タンは島さんからもらったラー油で。タコポン酢。塩トマト。
2日(木)ニトリ世代
大型家具店時代の子だからねえ。
朝6時、目が覚める。おめざの甘味が欲しくなって冷蔵庫あさったらカチカチになったドーナツが出てきた! 缶コーヒーと共に堪能。ところでおめざで検索したらhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116080696 そんなに怒るこたあない(笑)。
昨日、酒のアテにひまわりのタネを食ったが、いや、可食部分の少ないこと。しかもそこに行きつくまでの手間が大変。1:前歯で縦に噛んで殻を割る。2:舌で割れ目を押し広げて(いやらしいな)芯(可食部分)を探り当てる。3:ヒュッと息を吸ってその部分を吸い出す。4:それが出来なかった場合、さらに噛み割って芯をあらわにし(やはりいやらしいな)、舌もしくは歯ですくい取って食べる。
これだけの手間をかけて、食べられる分量というのが、非常に少ない。カボチャのタネも似た食べ方をするが、もっと食べやすくて、しかも可食部分はひまわりの倍か3倍はある。
しかし、だからこそ一旦ハマるとこれはクセになり、手がとまらなくなるのだろう。上記で何回かいやらしいと言ったが、エロにもこれは同じことが言えるのではないか。昔のエロ本などは手に入れるまでが大変で、与えられるエロの分量など、驚くほどわずかであった。
だからこそみな、エロに飢え、エロを追い求めた。ひまわりのタネの芯くらいしかないエロを。今の男性がセックスに興味を持たないのが多いと言われているのは、この手間と努力がないせいではないかと思う。
娯楽もそうだと思う。映画にしろ小説にしろ、マンガはもとより、今の娯楽はサービスしすぎである。あれだけ楽しませてしまうと、もうしばらくはいいわ、という気になる。後をひかない。努力の報酬は、もの足りない、くらいで丁度いい。もの足りないからこそ、人はその部分を補完しようとしてやめられなくなる。
二度寝して9時15分起床。朝食後体調テスト、まあこんなもの。入浴、雑用。原稿は書けず。読売テレビ用のネタ出しして送る。諸連絡、遅れているところあり。ちょっとあせる。猪瀬都知事の定例記者会見など見てたら(自業自得とはいえ袋だたき状態)あっという間に夕方。
そこからタクシーで新宿、駅ビル地下で母の誕生日プレゼント買い、小田急ハルクの明治屋でちょっとリッチなジュース類を買う。時間、夜の食事会にギリギリになりあわてて帰宅。もうテヤマ夫妻、助川夫妻来ていて、すぐ食事会開始となり、いろいろ大盛り上がり。
話題いろいろ、人のコキ下ろしで飲む酒が旨い(笑)。那須さん(助ちゃんの奥さん)がコミケ売り子に立候補、オタク要素ある人とは思わなかったのでこれは驚いた。母に誕生日(あと、乳癌手術の一周年)のプレゼント渡すがSタローの笑顔が一番喜ぶ贈り物らしい。さんざ飲んで食って、10時半ころ解散、酔って読売テレビとの打ち合わせをスッポかしてしまった(笑)。
食べたもの。朝:筍の味噌煮、豚肉焼き。果物(小メロン)。昼:食いそこね。夜:魚介類とエリンギの炒めもの。ウェスティン豚。牛肉とフォアグラ焼き。牡蛎釜飯。スタウト、栗焼酎のホッピー割。
3日(金)なとり世代
珍味時代の子だからねえ。
6時起床、読書したりメールしたりでまたうとうと。朝寝のあまりの気持よさに、なぜ人類は朝寝て夜働くように進化しなかったのだろうかと思う。猫科とか夜行性の動物って、あれ絶対、朝寝てたいために夜行性になったんだと思うぞ。
朝9時改めて起床、朝食後体調テストやるも散々な出来。フテ寝しているうちに昼過ぎになり、読売テレビ用のネタ出し。そこに電話あり、全然別の方向でのネタ出し頼まれる。夕方まで時間もらい、またダラダラ。
4時くらいまでになんとかネタまとめて送るも、まだ向こうでは不満の様子、もうこのギャラでこれ以上できるか、とは思うが、いやいや、ここで応えるのがプロ、という気にもなる。とりあえずまた時間もらい、鶏そば作って食い、さらにネタ出し。
自家製鶏そば、うまいのだけど青唐辛子一本丸々刻み込んだので、食べた後汗が噴水のように吹き出る。
ベトナム近くだったかの、世界一辛いものを食っている部族に、作曲家の團伊玖麿が「君たちはこんなもの毎日食って、つらくないのか」と訊ねたところ、「いや、じつはつらいのだが、もう体が慣らされてしまって、辛くないとものたりないのだ」と答えたらしい。
辛いという感覚は味覚ではなく痛みである。口の中の痛点で感じる刺激だ。辛さがないと物足りないというのは、痛みで分泌される脳内麻薬の中毒になってしまっているということ。SMのMと同じ癖なんですね。
・・・・・・と、いうことは辛いものが好き、という女性にはMっ気があるということだ。SMプレイを誘ってみたら案外成功率が高い・・・・・・かもしれない。
7時半電話、何とか満足してくれたよう。ホッとして買い物に出て夕食。鶏そばのコラーゲンで腹が減らず、おつまみ系で。
NHK特集『日本の戦後』第9集『老兵は死なず』、朝鮮戦争の勃発を吉田茂が「天佑神助だ」と言ったということを私は『社会派くん』その他で発言しているが、最初にその発言のことを知ったのがこの番組だった。正しくは「天佑」だけだが。
食べたもの。朝(12時):焼きそば。ちょうど食べたいところで美味。果物(イヨカンオレンジ、ゴールデンキウイ)。昼(4時ころ):自家製鶏そば。夜:ホタルイカ、塩トマト、サラダニンジン。アサリ燻油漬け。マッコリサワー、青汁ハイ。黒ホッピー。
4日(土)咳をしてもひとり世代
尾崎放哉時代の子だからねえ。
朝7時半起床。本日は読売テレビ収録で大阪日帰り。体力消耗するなあ。安倍サンとか、病み上がりであのスケジュールで、よく死なないなあ。
9時東京駅着。20分ののぞみで離京。昔は「グリーン車取るならその分ギャラ上乗せして普通車にしてくれ」派だったが、グリーン車にコンセントがついてしまうともう、便利で便利でエコノミーには乗れなくなる。N700系は普通車にも窓際にコンセントがあるが、窓際がとれるかどうかはギャンブル。
静岡通過。五月晴れに映える富士山美し。車内放送に曰く「携帯で写真をお撮りになる方は窓ガラスにレンズをくっつけてお撮りになるとガラスの反射がなくきれいに撮れます。お試しください」・・・・・・さても日本という国は親切な国である。反対側の席なんで試せなかったが。
・・・・・・と、いうようなことをmixiでつぶやく。そしたら、しばらくして「あ、やっぱりいましたね」と談之助が姿を現して驚く。携帯でmixiを見て私の書き込みを知り、
「同じ放送聞いているのなら」と探してきたという。三重に仕事に行くのだとか。しばらくいろいろと話す。出がけには新宿で談笑親子と会ったという。奇遇というにもあまりに狭い世間。名古屋で乗り換えとかで降りていった。
正午、大阪着。高校の修学旅行が飛行機で大阪だった。到着しての最初の感想が「あ、いま小松左京と同じ空気を吸っているんだ」だった。東京に行ったときに「星新一と同じ空気を・・・・・・」とは思わなかったのは、やはり大阪の空気が独特のものだったからか。
読売テレビ控え室で弁当使っていたら、森田豊先生訪ねてきてくださって内緒ばなし。今回はメイクに若い女性がいた(こないだのおばちゃんもいた)。打ち合わせのとき、いろいろ芸能界の裏話聞いてちょっと笑う。そうか、あれはドラッグのせいか。
相変わらず、上沼さんと高田さんのコンビ面白し。しかし、上沼さんのしゃべりを邪魔しないということがこの番組の不文律。「ちなみに」でいろんなところに噛んでいく、という芸風(笑)の私にはちょっと難しい。いろいろなこと考えながらやってたら、NGワード何回も使ってしまったw。これでは素人を笑えない。終って、タクシーで新大阪まで送られる。二本ほど早めた列車にチケット変更。
夕暮れの富士を過ぎて三島あたり通過。そろそろビールが恋しくなってくるが東京までガマン・・・・・・と、またmixiに書き込んだら、ルナでスチールやってくれていた八木橋くんから「僕の一本前の新幹線に乗ってますね!」とコメント。こういうことの多い日であった。
8時過ぎ帰宅。もと内閣官房府と仕事でやりあっていた、という下町生まれ学士さまのタクシー老運転手さんと車中ずっと憲法談義。
9時半、夜食と酒。DVDでジェシカおばさん『悪霊が遺跡に踊る』。ロバート・ヴォーン、コニー・スティーブンスが大物ゲスト。2シーズン目になってからミステリ風味がかってきた感じ。
食べたもの。朝:ツナサンド、スイカ。昼:読売テレビ控え室にて弁当、道頓堀今井のじゃこ飯弁当、さすが美味。夜:重曹湯豆腐、ミニキャロット、ホタルイカ、鹹蛋。ビール、マッコリサワー、青汁ハイ。