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2012年6月4日投稿
つぶやき日記5月27日〜6月3日
28日
昼飯はイカ丼にしようと冷凍のイカソーメンを解凍したところで、ゆうべカツオの刺身をヅケ丼にしようと醤油に漬けていたことを思い出した。結局、イカは香辛料とオリーブ油に浸けてカルパッチョに。
28日
おい、ガオーッって言ったよ、雷はガオーッって言わないよ、と思ったら雨宿りに来た猫のケンカだった。
猫は元気だがこっちは突如の気圧の変化で、妖術にでもかけられたように眠くなり、半日ぶっ倒れていた。
28日
夕方、なんとか天気と気圧回復、下北沢・本多劇場に東京乾電池の舞台観にいく。私のナナメ後ろの席に座ったおばちゃんが、チラシの多さに「こんなに劇団があるからお互い食い合って役者ってのが貧乏ばかりなのよ」とか毒舌を吐きまくっていて面白い。
乾電池『恐怖!ハト男』、何とも奇妙な芝居(詳しくは観劇日記参照)。一番笑っていたのが最前列にいた、小学校4年か5年くらいの男の子だった。この芝居がその歳でわかるとは、後世おそるべし。
28日
DVDボックス買ったので金田一シリーズ最終作『病院坂の首縊りの家』(1979)、あきらかにそれまでの作品より軽くポップな作り。市川崑のこういう味は、伊丹十三映画の演出ルーツのひとつだよな。
伊丹調を感じさせるのは主に岡本信人の演技だが、伊丹映画にはこの人、二本くらいしか出ていないはず。
28日
音楽評論家・吉田秀和氏22日死去。日本を代表する知識人だが、どうもこの人の文章を読んでいると、ヘンな気分になった。知能に障害がある人の文章を読んでいるみたいなのである。頭がよすぎるとこうなるのだろうか。
「もしかすると、弦楽四重奏は、必ずしも、そうでなくともよかったかもしれない。いや、たぶん、それですんだことだろう。それを、こういうものにしたのはハイドンの仕事である。ハイドンは、この功績だけでも、単に音楽史のうえだけでなく、人間が頭と心と手を使ってつくった仕事の功績のなかでの、第一級の工人=創造家であると呼ばれるに値する。すばらしい人。私は、この人が大好きだ」(『私の好きな曲』)より。
なんだろうな、句読点のうち方が実にまだるっこしいというか、漢字とひらがなの配分が悪いというか。
「弦楽四重奏を現在の形にしたのはハイドンである。この功績だけでもハイドンは音楽史、いや、芸術形式の創造者という点で第一級の功績を残した偉人と言えるだろう」
ですんなり頭に入るのに、妙にまだるっこしく、しつこい。「すばらしい人。私は、この人が大好きだ」のくだりは、カナモジカイの文章を漢字まじり文に起こしたような居心地の悪ささえ感じられる。
28日
http://jump.cx/VA54u平清盛ピンチ!10・2%ひとケタ目前をチェックしました。
最近だいぶ明るくなったが、放送開始の頃は照明が薄暗くて、奥の方にいる人物など、目の悪い年寄りには誰が誰だかわからない。ましてや群像ドラマで全員がわーわー騒ぎ回っているだけで、何を言っているのかわからない。ネットもやらずテレビだけを楽しみに、真面目に義務と思って聴取料払っているお年寄りたちにやさしいドラマを作れよ、NHK。
28日
裏亭
http://jump.cx/TA98R光市母子殺害事件、弁護団が再審請求方針 (読売新聞 - 05月26日 19:41)をチェックしました。
何十ぺんも書くが、基本的に無宗教国家である日本で死刑廃止を唱えるには、国民を納得させるかなり高度な倫理的説明が必要。死刑廃止の思想そのものを悪いとは言わないが、納得できる論説にお目にかかったことがない。中でもこの弁護団は最低。
28日
本日食べたもの。朝:北海道から到来のアスパラガスのボイル、焼きカツ、ご飯、味噌汁。昼:カツオのヅケ丼。夜:牛肉焼き、ミニトマト(小粒ながら最高に甘し)、イカソウメンのカルパッチョ、ユキワリタケ。ユキワリタケは散歩コースにある産地直送センターで買ったもの。レンジでチンして、柚胡椒醤油で。キノコの濃厚な旨みを十二分に味わう。ただしユキワリタケというキノコは実は存在せず、野生のエノキタケのことだそうな。缶ビール、黒ホッピー、緑茶ハイと、少し過ごす。
29日
昼過ぎ、地震あり。かなり揺れたがこの頃携帯の地震警報、死んだように全く作動せず。前後して雷もあり。大気不安定。地震があって雷があると、火事と親父もありそうな。
29日
仕事山積、食事に出る暇ねえ〜と台所をあさったら冷凍ご飯とレトルトのカレーとお総菜の残りのカツと焼き芋半分が出てきた。なんかあるもんだねえ。お、バナナも一本♪
牛乳パックを見たら、中身が腐っていた。雷が鳴るとミルクが腐るということわざは本当だったか!
29日
生活保護の現物支給って何くれんのかね? コメ?(引換券みたいなものだそうな)
潮健児さんから聞いた話で、戦後の劇団で、出演料を「お前らどうせその金でヒロポン買うんだろうから」とヒロポンの現物支給したところがあった、というのを思い出して笑った。貰った方も「まあ、そうだな」と文句も言わず注射打っていたそうだ。
29日
夜7時、中野で食事しながら打ち合わせ。懸案の事項で、果たして大丈夫かとずっと気にかかっていたものがあったが、何の抵抗もなく向こうで引き受けてくれた。ホッとする。いささかこちらがアツモノに懲りてナマスを吹いていた態だが、ともかく自分は運に恵まれていると思う。
29日
本日食べたもの。朝:アスパラガスとエビの掻き揚げ。ご飯、味噌汁。昼:ありあわせでカツカレー、焼き芋。おやつ:バナナ一本。夜:金龍門でシャオヤンロウ、ビール、老酒。アボットチョイスでフィッシュ&チップスとギネス。「なんか面白い酒」と注文したら、またラフロイグ勧められた。博多で飲んだのよりマイルド。
30日
今朝の夢。何だかイベントの準備をしていて、それに参加を申し込む若者がいて、それがお稲荷さまのキツネらしいという。……という話を延々二十回くらいリピートして見せられて、ヘキエキ。くたびれ切って目が覚めた。
30日
チキンレバーサンドで朝食代わり。鶏のレバーを油を敷かないフライパン(テフロン加工のもの)で極弱火で焼く。二〜三分焼いて、色が変わったところで裏返して一分。切ると中身がやっと熱が通ったくらいの、とろとろ状態にする。この加減がポイント。塩胡椒(シーズンオールも加えた)を充分にして、トーストしたパンにガーリックバターを塗り、レバーをはさんで食べる。うめええええ。
30日
http://urx.nu/1dnI『快楽亭ブラックの黒色映画図鑑』赤塚不二夫はゴジラのシェーに批判的だったらしい。シェーの生みの親としてではなく、怪獣映画ファンとして。
30日
新藤兼人監督死去、100歳。実は私はこの人は監督としてより脚本家として好きな作品が多く、中でも『軍旗はためく下に』(72)のミステリの手法を借りた軍国主義批判、『黒蜥蜴』(62)のナンセンスな上流階級のカリカチュア、『赤穂浪士』(56)の、浪士たちの討ち入りを幕府(権力)への反逆に描くという、それぞれ左翼主義者らしい視点が面白かった。いずれもストレートでないひねりがある。
もっとも『赤穂浪士』は新藤の初稿脚本があまりにヒダリがかった傾向映画になってしまっていて、松田定次監督が助監督の松村昌治(平山亨氏の義兄)に書き直させたそうだ。それでも、新藤色は内蔵助(市川右太右衛門)の反逆精神、体制側にあってそれにシンパシーを感じる千坂兵部(小杉勇)の扱いなどに色濃く現れていた。
左翼という人たちの精神構造にはいろいろ問題があるが、しかし不思議なことに、映画に関しては左翼的思想傾向の持ち主が作ったものの方が圧倒的に面白い。新藤兼人はまさにそれを地でいった人だった。ご冥福を祈る。
30日
http://urx.nu/1dtR全裸の男に顔をかじられて食われ重症という、猟奇というよりホラーな事件。「被害者の名前をロナルド・ポッポ(Ronald Poppo)さん(65)と報じている」鳩山ポッポの顔なら食いちぎってやりたいという人間はたくさんいるだろう。
30日
http://togetter.com/li/311938?放射脳の小話、はじまるよー - Togetterをチェックしました
揶揄合戦は結局何ものも生み出さない、とは思うが真摯な批判もまた実のところ何ものも生み出さない。なら笑える方が勝ち。しかし小話というより、ほとんど実話なのだがww
30日
http://togetter.com/li/311805あのビニール論争 - Togetterをチェックしました
人間は尖閣諸島や原発で熱く論争できるのと同じく、スーパーの透明ポリ袋ででも熱く熱く論争できる(笑)。
30日
NHK歴史秘話ヒストリア双葉山、璽光尊のことはナシかい。まあ、『未解決事件』でオウムを取り扱ったばかりであり、連想されることを怖れたのかもしれない。疑似国家を集団内部で構築したり、オウム直系の先祖と言っていいところだし。
30日
市川崑の金田一耕助シリーズ、金田一のフケはパン粉、等々力警部の吹き出す胃薬は龍角散にクリープを混ぜたもの。
30日
本日食べたもの。朝:チキンレバーサンドイッチ、セミノールオレンジ、ミルクコーヒー。昼:釜揚げしらす丼。おやつ:バナナジュース。いまいち味が納得行かなかったので試みにリンゴを足すとバッチリ。夜:鴨肉とエリンギのブルーベリー醤油炒め、ミニトマト麗、蓮と蒟蒻・芋・カマボコ煮付け。黒ホッピー、緑茶ハイ。
31日
昨日みた夢は石造りの巨大な館(劇場と教会が中にある)が舞台だった。今日は新宿の安遊廓。毎日パターン豊富なこと。遊廓の二階(新宿の『鳥源』の二階がモデル)で若い衆みたいなことをしていると、お客で山城新伍が来たという。まずいな、あの人近頃やつれて面変わりしちゃってるというから、挨拶が難しいし、と思っていると階段を自分でお茶の盆を持って上がってくる。老けこんでいたが案外元気。
31日
インタビューする仕事とされる仕事、一緒に入る。うー、稽古開始に向けてのテンションも上げねばならんし、身体はひとつでいいが意識が三つ四つ、欲しいな。
かと思ったら夜に電話コメント取材あり。仕事中断、大したことない内容だが案外時間食い、終ったあとテンションまったく上がらなくなり、酒だ酒だ、になってしまった。
31日
http://togetter.com/li/311363?InsideCHIKIRIN (ちきりん)氏の「「日本から工場がなくなると雇用が確保できない」とか言う人って、自分の子供や孫を工場で働かせたい、って思ってるのかな。」発言への反応 - Togetterをチェックしました
工場を見学するほど日本と日本人に誇りを持てることってないのだが。そこに注がれた知恵と、驚くほど高度な技術。司馬遼太郎も繰り返し作品に描いていた、“優れた技術を前にした時の人間の謙虚さ”というものを知らない、浅薄なライターだね。
31日
http://togetter.com/li/308423?弟のエロDVD漁っていたら彼女連れて帰ってきたので、とっさにベットの下に隠れたのだけど…… - Togetterをチェックしました
このまとめ主の作った他のまとめhttp://togetter.com/id/Yota_Lowとの差が笑える。
31日
スポンサーさんと電話。“稼ぐための”副業のことも早めに稼働できるようにしておかないと(これはまかせられる人がいるので簡単)。もっとも、これも動き始めると楽しくて、芝居がおろそかになってしまうかも。そして、“さらにその先”のことも。以前、ベギと「劇団運営で黒字にするといったらこれくらいしかないけどねえ」と話していたことと全く同じことをあちらも(しかも本気で)考えていたのには驚いたもの。
31日
本日食べたもの。朝:冷蔵庫さらってベビーホタテをパンにはさんでサンドイッチ。果物はスイカ。昼:卵を使ってしまおうとかきたま丼。夜:鴨肉焼き、フルーツトマト、チキンレバー、缶ビールと緑茶ハイ。ともかく冷蔵庫を片付けた一日。
6月
1日
ゆうべ、棚から落っこちたDVD-BOXが足の指に当たったのがまだ微妙に痛む。「LDボックスが当たっていたらこんなもんじゃすまない」と自らをなぐさめているが。
1日
原稿催促メール、急いで書き出す。思いはいろいろあれど、テーマがきちんとしぼられている掲載誌なので、そこに絞り込んでいく行数を計算。焦点を最終的にカチッとあわせないといけない。
結局、一日の大半をこの執筆に費やす。芝居のことも進めなくてはならないが、稽古期間中にテンションを途切らせないため、本格的に取りかかる前にやるべきことはすませておかないと。
1日
終って神経休めにツイッターまとめサイトを。http://togetter.com/li/313387「東日本大震災は実は震度5程度の想定内の地震に過ぎなくて、過大に発表されているのは東電を守るための嘘」という陰謀論、まとめを見にいったらあらら、懐かしい名前がちらほら(笑)。剣呑々々。
1日
http://mainichi.jp/select/news/20120601k0000m040065000c.html<裁判員裁判>死刑判断は「苦役」、「心の負担これからも」 (毎日新聞 - 05月31日 22:20)をチェックしました。
前から言っているが、死刑制度というのは犯罪への応報という秩序のため必要(しかし残酷)な行為を個人に犯させないために国が代行する制度。死刑に市民感覚は必要ないどころか、本末転倒だよ。
1日
石坂浩二の金田一シリーズ『女王蜂』(1978)、ウィキペディアには「佐々木剛、石田、高野と70年代前半の特撮ヒーロー番組主演者が脇で顔を揃えている」と書かれているが、小林昭二がシリーズ中最も大きな役(加藤武の部下の木暮刑事)で出ていることを忘れちゃいけない。さらに言うと東宝ゴジラ映画に多数出演している佐々木勝彦も出ている。
1日
本日食べたもの。朝:アスパラガスの味噌炒め、ご飯、味噌汁、イチジクとヨーグルト。昼:タモギタケの卵丼。冷凍するとやはり固くなる。夜:ピェンロウ、ベビーホタテ、ミニトマト麗。鍋と煮物で冷凍庫内のスープストックを使いきり、鶏手羽で新たに取ったものを容器に小分けして保存。
2日
午前中、舞台の出演予定役者さんたちとメールやりとり。編集者と図版受け渡しする時間にカブってしまい、あわてて中野駅へ。昼飯もそこで、と思ったが、なかなか「コレダ」という店が見つからず。ゆうべの鶏手羽ご飯にしよう、と、ピーコックで白飯買って帰る。
2日
「線路に立ち入った人がいらっしゃいます」というアナウンスは「痴漢行為があった」という意味だそうな。http://d.hatena.ne.jp/unlikely/20111120/p1
トンデモ本大賞会場でこういうアナウンスやったらどうか。「恐怖の大王が降臨しました」→「会長が楽屋入りしました」「ロズウェルにて宇宙人捕獲」→「迷子のお子様を預かっています」
2日
快楽亭から電話。彼、いま名古屋の大須に行っているはず。第一声で「センセイ〜、あの、ロセン(寄席用語で男性器)食った杉並区のライブハウスってどこですか〜」と。教えて、「あれ、知り合いが参加してたんで後で詳細を聞いとく」と言ったら、「さっそく今日の高座に使います」と。
後で聞いたら、その高座をマイミクのQPさんが聞いたそうだ。全く世間は狭いな。
2日
夕方はネットで7月の稽古場確保に費やす。出来るだけ「今日はここ、明日はここ」と移動させず、5日間くらいは同じ場所(地域)に固めたい。前半は予算のことを考えて賃料の手ごろさで選び、後半には少々使用料が高くても、実際の舞台と同じ条件(広さなど)で通しが出来る場所を選ぶ。土・日だけしか稽古に参加できない役者が今回一人いるので、彼が来る日は遅くまで使用できる稽古場を選ばないといけない。ゲームみたいな作業で、つい熱中してしまう。結果、完全満足ではないものの、まず支障ないレベルの場所は押えられた。ひとまず安心。
2日
http://togetter.com/li/313349?「放射脳、って才能なんだ」 - Togetterをチェックしました
むかしエヴァンゲリオンにハマっていた奴らがこういう自分エリート論わめきたてていたな。そうか、どちらも破滅の後に自分たちの理想郷を妄想していたんだ。
http://togetter.com/li/313282?桐生市議会議長名で抗議文提出も…庭山議員、受け取り拒否 - Togetterをチェックしました(詳細)
あ、ここのコメント欄でも彼女の行動を「使徒暴走」と表現している人がいた。終末感と日常のマッチングという意味で今回の事故は非常にエヴァ的なのだね。
2日
美元(みおん)のおんって、元(ウォン)のオンか!
2日
本日食べたもの。朝:アボカドのスープ。母から貰ったコーンスープは残念ながらもういたんでいた。昼:鶏手羽丼。ちょっと塩気が多すぎた。夜:牛肉焼き、ホタルイカ、ホタテサワークリーム、フルティカミニトマト、ます寿司。黒ホッピー、緑茶ハイ。
3日
朝4時ころまで寝つかれず、悶々。引き出しをひっかき回して、25年くらい前に海外旅行で時差ボケ防止用に買った睡眠薬の余りを見つけてのんでみたら、ちゃんと効いて眠れた。物持ちのいいことである。
ただし、やはり頭ボーッとして、半日仕事にならず。起きて寝て、また横になっての繰り返し。
3日
7月公演MLでいろいろ連絡。『立川流騒動記』のパブをやらねばいけない時期と公演稽古がカブるのが悩みのタネ。ISBNを、版元の出資元の出版社で契約上とらざるを得ず、そのためにやたら時間がかかる。これは盲点であった。
3日
http://mousoutaiga.blog35.fc2.com/blog-entry-749.html「(大河ドラマに必要なのは)大雑把な視点」この指摘は鋭いと思うんだよね。以前文芸評論家の百目鬼恭三郎が大河ドラマを“歴史紙芝居”と切って捨てていたが、実は大河の魅力って歴史紙芝居の魅力だったのだ。
新しい視点が必要なジャンルと、おなじみの……が必要なジャンルとがある。大河は後者だ。以前、松林宗恵監督にお話をうかがったとき、「実験は小規模な作品でやるべき。大作は王道を描くもの」とおっしゃられていたのが未だに頭に残っている。
今日の清盛、藤原頼長が舌を噛み切って死ぬというのも創作だと思うが、あんな噛み切り方で死ねるわけがない、というか死ねるようにも見えない。本当に死ねるような芝居をしては(真似する者が出るので)いかん、というNHKらしき配慮だろうか。
舌を噛み切るシーンで印象的だったのは、同じ大河で『風と雲と虹と』での米倉斎加年。あれは凄い芝居だった。あと、テレ東の忠臣蔵で女密偵やった三船美佳の自決も思い切りいい噛み切り方だった。
3日
菊池直子出頭のニュース。“走る爆弾娘”とはよく言いもいったりなキャッチフレーズだった。芝居に関係していると、あの教団はまさに劇団的構成のところだったよなあ、と思う。“配役”が際立っている。
逃亡中の彼女にプロポーズして正体を明かして断わられ、それでもなお彼女をかくまい、同棲していた男性の心理。平田信もそうだったが、そのような人間には、人を負の要素で引きつけるオーラがあるのではないかと思う。人は決してプラスの要素ばかりで人に魅かれるものではない。ここがわからない人には創作という仕事は出来ないだろう。
それにしても、ニュース番組の画面上に速報が出るのは少し笑った。
3日
本日食べたもの。朝:アスパラガスの味噌煮、豚肉生姜焼き、ご飯、味噌汁。昼:カツオのヅケ丼、バナナ一本。夜:鶏レバー焼き、ミニトマト「一寸法師」、たこポン酢、蕎麦。コロナビール。