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2012年5月28日投稿

つぶやき日記5月21日〜27日

2012年5月
21日
予算降りた!

21日
石川達三の小説では“外側は金色に輝いているが中は真っ黒に腐っている”比喩なんだよなあ、『金環触』。

21日
http://togetter.com/li/307976『MIT から低線量被曝影響の研究論文〜自然放射線の400倍でもDNAへの過剰影響なし』「日本政府は真実のデータを隠している、海外の報告しか信じられない」と言っていた方々が大反発。

21日
今日食べたもの。朝:カシワモチ三個、ネーブルオレンジ。昼:マトンミートソースペンネ。夜:豚タン茹で、サクラエビ、ミニトマト麗。味付海苔と黒ホッピー。

22日
オランジーナの次は『アイスボックス[濃い果実水]白桃』(森永)にハマってる。ただしアスパルテームの味が口に残るのが、難。

22日
誕生日お祝いコメント多数いただき、感謝。こっちも小さくお祝い。

22日
今日食べたもの。朝:塩ジャケ、ご飯、味噌汁。ゴールデンキウイ。昼:豚肉入りヤングコーン丼。夜:ミニステーキ、ホタテ刺身、大根とアサリの煮物。枝付きミニトマト。ラムサワー等。

23日
会社設立、ちょっと登記にささいなミス発見、慌てて善後策。なかなかスムーズにアガリに行けない。ゲームみたい。「じれってえのウと大津へまた戻り」

23日
わがマンションの電気、東電からオリックス電力に移行するとこないだ総会で決まったのだが反対者の怪文書が回って来たりして、いろいろ紛糾しそう。

23日
『立川流騒動記』、これもISBN取るのがいろいろオトナの事情で遅れていて、あとは印刷するだけのところで停滞。発売当初の、パブに一番動き回らなくてはならない時期と稽古がカブる。どうしようかなあ。

23日
京王プラザ『樹林』にてフライヤー打ち合わせ。後ろの席でアニメのスポンサーセールスをやっていて、本能的に聞き耳を立ててしまって打ち合わせがうわのそらになる(笑)。

23日
今日食べたもの。朝:クサヤ干物、茶碗蒸し、ご飯、味噌汁。セミノールオレンジ。昼:遅くに中野でラーメン。今どきの、店員が黒づくめの服装のラーメン屋は私には合わないとわかった。夜:鶏肉悪魔風、タコ刺身。プレミアムミニトマト。グリーンカレーにナン。少し食べ過ぎ。発泡酒、黒ホッピー。

24日
ミキサーとハンドクリーナーをアマゾンで買う。どちらも千円代! そりゃ、町の電気屋もつぶれるよなあ。

24日
一方で、舞台記録用・DVD撮影用のムービーカメラを一昨日、秋葉原で8万いくがしで買った。手ブレ補正機能が凄く、画面のクリーンさも今までとは比べものにならない。とはいえ、このカメラのデビューは私の芝居ではなく、ルナの阿佐ヶ谷のライブである。ちと納得が行かない(笑)。

24日
大塚周夫さんインタビューテープ起こし、読んでいるが面白すぎ。インタビュアーの私が面白がるのも何だが、私が芝居やっていると知って、完全に「仲間意識」で語ってくださっている。これはもうインタビューじゃなくて飲み屋の内輪話。脇にいたイッパン氏が仕方なくフォローしているくらい、私、仕事していないぞ(笑)。

24日
夕方、上野広小路亭にて『立川左談次のひとりでやる会』。『大工調べ』をやるはずが、(仕事で行った豪華客船の船旅で時差ボケになり)稽古できなかったから、というので『ちはやふる』と『天災』。これで誰ひとり客が怒らないのがこの師匠の人徳、というか持ち味。いいかげんでない左談次なんか、左談次じゃない

しかも、そのネタの最中に携帯を鳴らし、切ればいいのにわざわざ応対するために最前列の席を立って出ていき、とどめに高座の左談次に「もどってきますから」と挨拶したおばさんあり。おかげで『天災』が前半で中断、再開したときは隠居が自分では手に負えないからと紅羅坊先生のところに手紙を書いてもたせてやる、という件りがスッ飛んでしまった。

さらにもう一人、フリで入ってきたおじさんがいて、この人が独り言を大きな声で漏らす。「なんだ、左談次? 歌舞伎か!」などと、うるさいうるさい。マイミクの前座名人さんが注意してくれて、ややおとなしくなったが。おまけにまたどういうわけかこの二人に終演後、話しかけられる

打上げ、10人ほどで。さっきの二人の話で盛り上がり。12時近くまで。そのあと、ライターの中村さんと電車で帰る。

24日
今日食べたもの。朝:バナナ二本。昼:散歩がてら新高円寺まで行き、定食屋で生姜焼き定食。雑穀ご飯にお茶漬け代わりのトロロつけて。夜:打ち上げで居酒屋。出演もしていないキウイが仕切る。刺身とピザ、メンチカツ、焼鳥など。左談次がキウイに「もう前座じゃないんだから用がなければ来なくていい」と。

25日
『放射能から子どもを守ろう』の類いのビラ、だいぶ少なくなったがまだボチボチ郵便受けにまぎれこんでくる。大体が根拠のない放射線アレルギーの羅列なのだが、仕方ない、母親という存在は神様が「バカになるよう」創っていらっしゃる。我が子を守るために神経過敏になり、社会性も協調性も振り捨てて子どものことだけを考える。脳がそう出来ている。美しい母の姿と言えば言えるが、大抵の場合迷惑至極だ。バスで人を押しのけて自分の子を座らせようとする母親を見ればわかるだろう。

25日
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201205/2012052401008日の丸損壊罪創設案、自民が提出」のニュースに対して面白い反対意見のコメントがあった。「そんなことをしたら反日思想の持ち主が潜伏化することになる。誰が反日なのかはっきり可視化するためにも、言論・行為の自由は守るべき」……なるほど(笑)。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2027814&media_id=4&「日本人は「痩せた民族」=五輪低支持率に不満―石原都知事」尖閣では支持した都民もこれにはついていかない。石原はヒトラーだカルトだという嫌シンタローの主張はここでも否定されますね。むしろ(何度もいうけど)第二次大戦に勝利したチャーチルに独裁権力を与えず選挙で落とした英国国民の知恵を都民も身につけたと言っていい。

25日
自由社会というのは、思想信条信仰の異る者と垣根を接しないといけないというストレスに常にさらされる社会だ。その接する垣根を高くして我関せずでいるか、当たらず障らずのお天気の話で適度な距離を持ったつきあいをするか……もっとも、相手が気象兵器の話を持ち出す可能性もなきにしもあらず、だが。

25日
『圓生の録音室』の著者・京須偕充氏が「(圓生百席の完成は)「今後の落語のあり方に大きな影響を与えるだろう」と書いていたがまさに正しく、最近の若手の高座を聞くとこの丸暗記、という噺が多くなった。完璧なテキストが存在すると個性が埋没してしまう、という好例(?)。

25日
河本準一涙の謝罪会見。昔から芸能人というのはなにか事件があると真っ先に糾弾され、さらし者にされる。別に彼だけが悪いわけではないが、名が知れていることで世間に対する見せしめの意味で真っ先に叩かれる。売れてない芸人はこういう目にはあわない。芸人の稼ぎというのがしょせんアブク銭であることをみんな知っているから叩く方もあまり良心の呵責は感じないですむ。これもある種人気芸能人の「社会的存在価値」だったりする。

それにしても、ふた昔前くらいまでだったら「芸人なんだから世間の常識から外れていて当たり前」って業界も世間も思ってた。不景気になって世間に余裕がなくなったことと、芸人の社会的地位が昔とは比べ物にならないくらいう上がったことで、シャレでは済まされなくなってしまった。吉本のような古くからある事務所の芸人だったことで、そこらへんの意識の切り替えがうまく出来てなかったんだろう。これはこと芸能業界ばかりの話じゃないが。

25日
市川崑監督の金田一シリーズで唯一未見だった『獄門島』(77)を見る。見なくて正解だったかな、と思うくらいの演出のキレの悪さ。

犯人を映画のウリのために変えた(足した)ので脚本の整合性が悪くなり(と、いうか無理筋になりすぎ)それを映像化するのに工夫が見つからず、そのままに画で説明させて、それで観客の理解度を頭越しに、「何だか判らないが美人が犯人}ということで決着させてしまったハンパ作、というのが印象。

25日
本日食べたもの。朝:焼きそば、トマトサラダ。今年初めてのスイカ。そろそろ夏だねえ。中野貴雄のギャグに「迫る初夏!」というのがあったが。昼:バナナ一本とカシワモチ三個。夜:イワシクジラステーキ、サクラエビ、ミニトマト麗、あんかけ豆腐。ステーキの汁かけご飯。発泡酒と黒ホッピー。

26日
おいおい、mixiの「昨日の訪問者」の名前の中に夜帆(志水一夫)さんの名があるぞ。盆にはまだ早かろうに。

26日
http://togetter.com/li/309524?「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」と群馬県桐生市市議会議員 - Togetterをチェックしました(詳細)
農学博士なのか。そう言えば昔、niftyの会議室に似たタイプの女がいたが、アレも農学者だったなあ。

http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/2012062/「河本準一が涙の猛省」
某日記より:宮根誠司 「河本さんのプライバシーを考えて欲しいですね! こんな、個人の事を晒すとか許されないですよ! さて、次はくりぃむしちゅー有田とローラ、一夜を過ごしたか!? 必見です!!」 ワロタ。

26日
タモギタケ、冷凍すると香りが一層強くなる。ニンニクラーメンに入れてみたら、なんとニンニクの匂いを上回って抑えてしまった! スタン・ハンセンが負けたみたいな大番狂わせ。

26日
今日は渋谷のしゃれた和食カフェで、池田圭子さんからのお誘いにより、DISH公演の常連女優、玄順有利子ちゃんがしばらく日本を離れる、その壮行会(?)。玄順ちゃんにはサプライズだった。私の芝居に出てくれた岩田真さん、飯島倬ぼんはじめ、大友恵理ちゃんや、これまでDISHに関係した役者、スタッフたち総出。

私の関係した『南池袋怪談』や『ダウト』『マジックアワー』、ついこないだの『ミュージアム』などの出演者たちでにぎやかなこと。知り合いは少ないなあ、と思っていたが、いやこの業界の狭いこと、ほぼ全員、一人か二人あいだに置けばつながりあり。旧知のようにワイワイと話して飲んで12時まで。

中でも意外なつながりは以前麻見拓斗くんの『LIKE A SMAP』に出て好演していた高橋優都子ちゃんが次のトツゲキ倶楽部に出演するということと、DISH常連の近藤麻衣子ちゃんが次の私の舞台に出てくれる鳥越夕幾子ちゃんと友達だったということ。狭いわー。

途中で二階フロアの席に飛び込みで入ってきた面々、たぶんシアターコクーンあたりでやっていた芝居の関係者。オ、というテレビドラマでおなじみの顔もあり。上と下の席で芝居者同士がカチあったわけだが、向こうは大劇場舞台のスターたち、こっちは小劇場のドブ板役者で、身分が違いますという自虐台詞いくつか耳に飛び込んでくる(笑)。実は知り合いの顔も二、三見受けられたのだが、挨拶にはいかず。私も今や完全にコッチ側の人間、あえてコウモリみたいな真似する必要もなし。

26日
本日食べたもの。朝:シャケ漬焼、モズク味噌汁、ご飯、スイカ。昼:タモギタケ入りラーメン。夜:松濤の某和食カフェで酒とおつまみ。量は少ないが、一品四千円代の料理もあるこの店で五時間飲み放題二千円に好意でしてくれた訳で、文句言ってはバチが当たる。

27日
コーヒーそのものをあまり飲まないヒトなのだが(チョイスあれば紅茶)、一年に一回くらいは新宿の「凡」でブルーマウンテン頼み、飲んで「うーん、さすがブルマン!」と感動し、しかしまたそれから一年、間があく。

27日
ちょっと遅いが映画『テルマエ・ロマエ』感想。前評判通りの傑作だが、後半のテンションががくりと落ちるのも前評判通り。何故かというと、この作品の面白さの基本である“見立て”(原作の面白さのベース)が後半で薄れ、普通の映画になってしまうからなのだな。

見立ての面白さとは、“対比”の面白さである。壮大な古代ローマのイメージと、日本の銭湯とか家族風呂とかの日常的なイメージが、ルシウスという主人公を間に入れることによって重ね合わされる。原作の読者はその無理矢理さをギャグとして、また西欧と日本の文化史に対するアプローチ的視線として楽しんでいた。

この映画が優れていたのは、その見立てをキャスティングで具視していたこと。主人公ルシウス始め、ハドゥリアヌス皇帝などローマ人を(いかに濃い顔とはいえ)日本人俳優たちが演じるということで、「ウソを楽しむ」という、芝居の基本である“見立て”の精神をそこに表した

例えばハドゥリアヌス帝のペットのワニがあからさまなゴム人形で、それが風呂の中にぷかぷか浮いているシーンで、わざわざそこに「ワニ」とテロップが入る。この映画はこういう見立て作品ですよ、という演出家のサインである。

ギャグの手法としてはリチャード・レスターが『HELP!』で虎が出てきたとき、わざわざ「TIGER」とテロップ入れたことの模倣だが、ゴムの作り物であるだけ、こっちの方がギャグとして完成度が高い。

演劇では、こういう手法を「異化」という。あえてリアルから離れることで観客に目の前で起こっているドラマから一定の距離をおかせ、テーマや表現に注目させる方法である。

原作『テルマエ・ロマエ』の各エピソード(殊に連載当初の)は、ドラマというよりはこの“見立て”の面白さで成立する落語的な味わいが強い。なるほど、言われてみれば風呂というポイント一点で古代ローマ人と日本人がこんなに相通じるとは、というナンセンスで知的な面白さである。決してストーリィの面白さではない。

もちろん、それを映像化していくだけだとコントの集積にしかならず、映画としては変則的なものになってしまう。それで後半で映画としての成立をはかったのだろうが、演出法が変わってしまったことでちぐはぐになった。むしろ、前半を「この映画を楽しむための基本演習」として開き直り、後半の見せ方を工夫すべきだったろう。

クライマックスの戦いを「無理な戦いで疲弊困憊する双方の兵たち」「オンドルで疲れを癒すローマ兵たち」「疲労回復で元気百倍、また戦いに参加するローマ軍」という、サウナのCMのパロディみたいな露骨な“説明映像”にすることで、この作品の喜劇性はもっと高まったと思うのだが。

それが出来なかったのは、純粋喜劇に対する現代日本人の理解力のなさ、「大枚の製作費をかけて、そんな不真面目だけの映画はいけない。どこかで感動も入れて観客を泣かせろ」という“常識”だろう。そのおかげで、この作品は“よい喜劇映画”から“よい映画”に、ちょっとだけランクダウンしてしまった。望蜀の嘆ではあれ、残念である。

27日
河本問題の本質はひとつ、「どっちもダメダメ」ということ。どっちかの擁護をしようという気にもならないくらい。どっちかの味方(どっちかへの攻撃)をしている時点で、その人物の裏に何らかの思惑が見てとれてキモチ悪い。

そもそも、片山さつきさんよ、千原せいじのあれは恫喝なんかじゃない、単なる出来の悪い中傷である。そんなもんで涙していて政治家と言えるか。それとも、あれもワニの涙か。せいぜいがゴム製のワニの涙くらいの効果しかないぞ。

27日
本日食べたもの。朝:シャケ焼き、味噌汁、ご飯、スイカ。昼:ヤングコーンと豚肉を酒と醤油で煮て、卵を加えてかき卵みたいにしてご飯の上に乗せた丼。うまいが何と名称していいか。夜:マトンと豆もやしの蒸しもの、カツオたたき、ミニトマト、山ゴボウ漬物。缶ビール、黒ホッピー。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa