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2011年8月9日投稿
そもそもいやらしい指先など唇されても困るだけだ
アインシュタイン伝記本の翻訳がひどい、と話題になっているが、
こないだGoogleで検索中に見つけたサイト。
『メンズエステ 江戸川区』
http://d.hatena.ne.jp/mensedogawaku/201107
……どうも、自作の官能小説を掲載しているようなのだが、その文章が
凄まじくヘン。
「その背中にも快感のようは反比例の不安を仕方に絡め、気となったドアや
後ろ二の腕を教師悪く小突き上げた。
女を快楽で押さえて、よろよろと立ちあがった。自分は、んが手の奴に並んだ
とんでもの学園で、泣きんなふうになった。顔つんつ。そう、だったそうですか。
足もとは壁ないようの鉄格子に落ちたズボンだ。亮太が味わっている片手を、
もっと見せつけてやりたくなった。さ、言ってみなさい。そう言うと、尻意地
の陰を掴んで会へ引っ張った。アヌスが剥き出しになって指がないが、紐と
Tバックする指に彼があいだを走る」
……「とんでもの学園」って何だろう(笑)。
最初はこれも機械翻訳か? と思ったが亮太、などという固有名詞があるから
そうでもないらしい。
まったくのデタラメな文章の羅列で、意味が通らないかと思うと、読んでいく
うちに“何となく”意味がとれてしまうところが奇妙である。
「お許しの、快さまの主人を咲かせようとしていた。苛酷しないで。そろそろ、
それて欲しくなった内容じゃねえ命令か。とどめのことをうけて、さはあっけ
なく声に押しあげられた。はい、股、します便器は、これからも、腕快感の
お茎×肉しか、揺れ微妙ません。いきおい、たびにでこぼこの路面を問いつめる
車になる。手の券が試す診察にほうして、動きやすい涼子に場する。
で、出るっ、出るよっ!。そもそもいやらしい指先など唇されても困るだけだ」
読んでいくうちに、何かこの表現が文学的であるとすら思えてくるのは
どういうわけか(笑)。30年くらい昔の純文学によくあった難解な
比喩表現の、ひょっとするとパロディなんじゃないかとも思えてくる。
とはいえ、次のはちょっと理解を越えている。
「やがて、経過の柵時数『あれのなん』までが自分特集人二を使って
ページ五のグラビアをした。いったい巻頭をファンだと思っているバレー
だろうか。月刊から誌専門バレーボールが老舗したプロレスラーそれ
ラストスパート明雄の懸命感射精に犯され、のの唖は根元柱の肉になって
いた。狭間を震わせるピンクを眺めながら、ショッキングはいよいよ硬ふう
を増していく。フウウッーで用事するさん佐伯も涼子らしい。クローズアップ
で美貌も、息をもらしていた。汗涙が膨れはじめ、移動レンズが撮影の
前のに擦れる陰エキスことが休みを包む。もんは、メーキャップをやめない
節田モーーターの室内も、ちゃんと抱いてみせます。哀願が奈央子ことで
ブルブルと震える息子に光は旺盛の精神を感じ取った」
いきなりプロレスラーが出てくるのも凄いし、下の文章はタクシー問題が取りざたされている……ようにも思える。
「パンティから性器にんをフーさせ、諺する
気だ。んを放しなさい股。そうです。しかも僕は後ろ姿が住む四つん這いの
のな地だ。あ住宅だけではなく、高速タクシーの調教にもいやらしい公開は
伸びてきた。よう、いや、こと他が欲しいか。さあ、由香里への御太郎は
どうするようだ、残忍ちゃん。愛梨で鍛えてる馬鹿力か、すげえせいだな、
バレー号。型なんでも、奉仕は、僕をポから守ろうとしているチンに気づいて
いる。このペニスにして手窓口は壮が排から下りてそのにさしかかるまで
つづけられた中である」
これを“日本における初のアール・ブリュット小説”と言った知人も
いたが、私としては“僕をポから守ろうとしているチン”といった
表現をアール・ブリュットと言ったら怒られそうな(笑)気がしている
のである。
ネットやツイッターという、“連絡用”の通信手段が意志表示の主要
メディアになってしまったおかげで、かつての“文学的表現”は絶滅の
危機に瀕している。
このサイトの文章が妙に懐しいのはそのせいかもしれない。
何かもう、今ではこの作品の完結を待ちわびている私なのであった。