イベント
2010年9月30日投稿
『博覧狂喜博覧会』イベントご来場御礼2
23日(木・祝)川口先生の『世界一あぶなっかしい実験室』
新進気鋭の科学実験ライター川口友万氏。前からその活動に興味
を持っていたこともあり、声をかけて公開実験イベントを
やっていただきました。川口氏にとってもお客の前で実験を
“演じる”のは初めての経験だそうで、張り切って、見ごたえの
ある科学実験を実演してくださいました!
備長炭ライトセーバー、光るピクルス、緑色のヤキソバなど、
さまざまな実験は会場に来ていた子供たちも大喜びでしたが、
やはりクライマックスは“髪の毛醤油”!
助手の佐藤歩の髪の毛を塩酸で煮て、それを水酸化ナトリウム
(苛性ソーダ)で中和、濾紙で濾して醤油を作るという実験は
どっちも劇物の塩酸と苛性ソーダが、中和したとたんに口に
出来るものになる、という意外性が、いかにも科学実験という
感じで会場のみなさんに深い印象を残したようです。
最後のポテトキャノンはたぶん、こういう劇場でできるギリギリ
のあぶない実験。もちろん、本多劇場さんにも立ち合いを
お願いしたのですが、本多さん自身が子供に帰ってしまった
みたいで(笑)。このイベントは来年以降も定番で
やろうと思います!
27日(月)アニソンバカ祭り
アニソンイベントをロフトプラスワンなどで毎度行なっている
キムラケイサクさんを招いてのアニソン語り。
まずは今回の客演女優さんたちによるアニソンメドレーに
始まり、木原浩勝、私、橋沢進一によるアニソンの歴史トーク。
それぞれのフェイバリットアニソンの発表(私が『新造人間
キャシャーン』、橋沢が『キャプテン・ハーロック』、そして
木原さんが『銀河旋風ブライガー』)など、実に濃い、オタク
臭ただよう、この『楽園』としては異色のイベントになりました。
女優さんたちのノリが異様によく、“このイベント、またやり
ましょうよー!”という要望がありました。
しかし、それ以上にノッてくれたのがお客さんたち!
その興奮度はこれまでのルナイベントにないもので、なんと
壇上のハッシーが話についてこられず、ポカンとおいてきぼり
になるという、ルナ的にはありえない状況に。劇団員には
そこが一番ウケたみたいですが(笑)。
ともあれ、このイベントは形を変えて近々にまた企画したいと
思いますのでご期待を。
28日(火)声優フェスティバル!
以前ルナの劇団員であった東野里加に加え小島めぐみ・岡田
加奈子の声優ユニットによる歌と朗読劇。これも一ヶ月イベント
のおなじみの演目ですが、今年はなんと! ベテラン人気声優・
古川登志夫さんが来場。以前、古川さんが主催していらした
劇団の公演に私の友人たちが関係しており、何回かその公演を
観にいかせていただいていたという御縁によるものですが、
さて、お招きしてのそのお話の素晴らしかったこと!
青二プロの人も滅多に聴いたことのない話がポンポン出てきて、
まさに声優を目指す人たちにとっては一言々々が千金の値打ち。
オーディションで神谷明さんと勝負した話、モンティ・パイソン
吹き替え現場の話、ご自分が声優学校で講義している“千葉繁論”
など。ずっしりと中身のある内容を、他の声優さんたちの声帯
模写もまじえながら、スッと聞かせるその話術。これが技という
ものなのだな、という思いで、対談のお相手をつとめながら
感服しっぱなしでした。東野はじめとするメンバーにも、本当
に勉強になるお話ではなかったでしょうか。
劇団を自ら主宰しておられた古川さんの言葉は、同じく劇団を
主催しているルナの座長・橋沢にもかなり感動と共に受け止め
られたようで、古川さん交えての打ち上げの後、帰宅の車中
で、その感動で本当にオイオイと泣き出したほどでした。
舞台のラストは三人による歌でしたが、古川さんご夫妻が、
楽しそうに手を打っておいでだったのが印象的です。
来年も来てくださいね!