いやあ、暑かった！
来る人来る人、みんな顔が汗でびっしょりでした。
こっちも似たようなもんだったでしょうが。
亡き米澤さんが顔中を汗の玉にして
「暑いよう」
と同人誌を買いに来た、生前の夏コミを思い出した
ことでした。

酷暑の中のコミケ三日目、『ＮＯ＆ＴＥＮＫＩ商会』、
たくさんのお客様、ありがとうございます。
１２時の一般入場のあたりでは応対が追いつかないほど
でしたが、さすがに２時を過ぎるとみんな、バテ果てた
という表情でこれ以上荷物を重くしたくない、という
感じだったので、早めに撤収作業を開始させていただき
ました。おかげで“買えなかった”という声も何件か。
申し訳ございませんが、通販、また同人誌店での販売
などで対応させていただきますのでご了承を。

時しも８月１５日、終戦の日。
あの時代に生きた人々とは比べるべくもない平和の象徴の
ような同人誌即売会にいたわけですが、しかし、帰りの
車の中では、映画『日本のいちばん長い日』の、終戦の
勅語にやっと署名し終えた大臣たちのように疲れ果てて
ぼんやりと戦後６５年目の東京の街を無言で眺めておりました。

もちろん、映画のように、その時点で長い一日はまだ半分しか
過ぎていなかったわけで、その後、と学会のメンバーの一部、
立川流のメンバー、そして妖怪コレクターの渡辺シヴヲ
さんたちと合流した打ち上げがこれまた熱狂的になり、
大盛り上がりで真夏の祭典の終わりを彩った次第。
さあ、次は冬コミだ。