プロデュース
2010年3月4日投稿
奇想天外シネマテークSF・ファンタジー編!
上映場所を銀座シネパトスに移して二回目の
『奇想天外シネマテーク8』はSF・ファンタジー編。
昭和SFの懐しい特撮とドラマを、たっぷりお楽しみ下さい。
今回の目玉は戦前のSFロボットもの、『怪電波の戦慄』!
3/27(土)〜3/30(火)
『極底探険船ポーラーボーラ』1976年 円谷プロダクション
上映時間105分/カラー
監督:小谷承靖/アレックス・グラスホフ 脚本:ウィリアム・オーバーガード
特撮監督:佐川和夫
出演:リチャード・ブーン/関谷ますみ/中村哲/ジョン・
バン・アーク
解説:北極の地底にロストワールドが!ハンターのマステンは
ティラノサウルスを狩る為に地底探査船ポーラーボーラで向かう
が……。円谷プロによるCG以前の着ぐるみ恐竜が嬉しい特撮
日米合作映画。
協力:川喜多記念映画文化財団所蔵フィルム
3/31(水)〜4/3(土)
『宇宙からのメッセージ』 1978年 東映 上映時間105分/カラー
監督:深作欣二 脚本:松田寛夫 特撮監督:矢島信男
出演:ビッグ・モロー/真田広之/千葉真一/志穂美悦子
解説:東映がスター・ウォーズブームに乗って10億円を投じた
SF大作。千葉真一のハンス王子と顔面銀塗り成田三樹夫の
ロクセイア12世の『柳生一族の陰謀』タッチの対決は必見!
「その罪、万死に値す!」
※4/2(金)トークイベントあり!〜宇宙からのメッセージ裏話〜
平山亨 × 唐沢俊一
4/4(日)〜4/7(水)
『フランキーの宇宙人』 1957年 日活 上映時間85分/白黒
監督:菅井一郎 脚本:棚田吾郎
出演:フランキー堺/菅井一郎/高友子/安部徹
解説:日本における第一次UFOブームだった昭和30年代に作ら
れたSFコメディ。 フランキー演じる宇宙人はクローンで生まれ
る為、みんな顔が同じというあたり、時代の先駆けかも。他にも
思いがけないパロディ満載!
4/8(木)〜4/11(日)
『タイガースの世界はボクらを待っている』 1968年 東宝
上映時間88分/カラー
監督:和田嘉訓 脚本:田波靖男
出演:ザ・タイガース/久美かおり/天本英世/三遊亭圓楽
解説:アンドロメダ星の王女・シルビィが乗った宇宙船が、
タイガースの演奏でコンピューターを狂わされ地球に不時着。
人気絶頂のタイガースが主演したSF大作(?)。怪優・天本英世の
文字通りのチン演も。
4/12(月)〜4/15(木)
『コント55号 宇宙大冒険』 1969年 東宝 上映時間72分/カラー
監督:福田純 脚本:ジェームス三木
出演:萩本欽一/坂上二郎/川口浩/カルーセル麻紀
解説:幕末の志士がUFOに誘拐された。宇宙人は無気力化した
母星を救う為、闘争心溢れる地球人を探していたのだ。
東宝チャンピオンまつり第1作であり、脚本はジェームス三木。
コメディの形をとった、かなりシビアな破滅テーマものである。
4/16(金)〜4/18(日)
『怪電波の戦慄 第二篇 透明人間篇』 1939年 大都映画
上映時間34分/白黒
監督:山内俊英 原作・脚色:大井利与
出演:藤間林太郎/夢路妙子/水島道太朗/伊達正
解説:戦前のSFロボットもの映画。透明になるロボットを
めぐり善と悪とが争奪戦を繰り広げる。操縦機を無理矢理
キャリアブルにしてしまうのは鉄人28号の原型?博士を演じる
藤間林太郎は先日亡くなった藤田まことの実父。
【注意】現存フィルム(943m/34分)不完全版での上映。
オリジナルフィルム(1078m/39分)フィルムの欠落部が多い為、
物語を追うのにやや難があります。あらかじめご了承下さい。
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵フィルム
4/19(月)〜4/23(金)
『風速七十五米』 1963年 角川 上映時間89分/白黒
監督:田中重雄 脚本:高岩肇/田口耕三
出演:宇津井健/田宮二郎/叶順子/菅原謙二
解説:東洋一の巨大ネオンが危ない!東京を風速75メートルの
巨大台風が襲来し、銀座が洪水に襲われる。円谷特撮に果敢に
挑戦した特撮が見物のパニックムービー
連日21:00から一回上映。
場所:銀座シネパトス
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/top_ginza.html
東京都中央区銀座4−8−7 先 三原橋地下街
電話:03-3561-4660
料金:一般・学生1300円
シニア1000円
専用回数券5回券:5000円