１９７５年に創刊され、マニアたちの感涙を呼びながら、
わずか４年でその姿を消した伝説のミステリ雑誌『幻影城』。

その思い出を、貴重な記録と発掘資料で語り尽くす
『幻影城の時代』、完全版が箱入りの豪華装丁で刊行されました。

２００７年に同人誌で発行された『幻影城の時代』はあっと言う間に
在庫切れで、地団駄を踏んでいた方も多いでしょうが、
待ちに待った、しかも書き下ろし新資料をたっぷり加えての
刊行です。

メインはもちろん泡坂妻夫、栗本薫、竹本健治、友成純一ら
『幻影城』出身作家のみなさんですが、私も『幻影城への
オマージュ』というコーナーで一文を書いているご縁で、
ちょっと宣伝。

高い本ですが、早く買っておかないと、これまた品切れ、
馬鹿高い古書価がつくことになりそうな予感が……。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062151448/karasawashyun-22