新刊
2008年10月21日投稿
【新刊】『カルトの泉〜オカルトと猟奇事件〜』出ます!【11/7】
カルトの泉━オカルトと猟奇事件━
11月7日発売
唐沢俊一とソルボンヌK子のコンビによる書き下ろし猟奇マンガエッセイの最新作が完成しました!
「本書中で紹介したカルト宗教を見ると、このようないいかげんな、あるいは常識を外れた宗教の教えに、なぜ信者たちは熱中し、ついには猟奇事件を起こしてしまうまでに社会常識を放棄してしまうのだろう、と不思議な思いにとらわれるだろう。しかし、彼らは決して知能が劣っていたわけでもなければ、教育を受けていなかったわけでもない。カルトな、現実と離反した教えであればあるほど、それを信じることにより、つらい現実から逃避できるのである。現実から顔を背けたい、その背ける角度の最大限のところに、カルト宗教はあるのである。」(本文より抜粋)。
……というわけで今回は、スピリチュアルな事象に希望と救いを求める人間の信仰と猟奇の関係に注目しました。
カルト宗教が絡んだ過去のオカルト事件をマンガで再現しながら、オウム事件から10年以上が経ち、昨今の都市伝説、心霊体験、ミステリースポット等のブームを通して、今再びオカルト世界を志向しつつある現代ニッポンを検証しています。
閉塞的で不機嫌な今の時代、「ここではないどこか」の「本当の自分」を求めて止まない方々に、是非ご一読いただきたい内容となっております。
【本書データ】
●書名:『カルトの泉━オカルトと猟奇事件━』
●著者:唐沢俊一・ソルボンヌK子
●版元:ミリオン出版
●発売日:11月7日
●定価:1,365円(税込)
●判型:四六判(208ページ)
★ミリオン出版Y氏よりの推薦文でございますー★