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2007年8月22日投稿

【新刊情報】9/14発売!『泣ける猟奇』(ミリオン出版)

『三丁目の猟奇』の続編がついに出ます!

『Pathetic Stories of Love & Hate 泣ける猟奇』
(唐沢俊一×ソルボンヌK子/ミリオン出版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813020712/karasawashyun-22

●内容
号泣するは我にあり!!! 人間的な、あまりにも人間的な、愛と猟奇をめぐる15の物語…。

●内容紹介
「殺人を描いた作品には、泣ける名作が多い。人の命を絶つという、最も許されざる行為に及ぶ人の心理には、見る人の心を揺さぶる、大きなドラマがあるからだ。本書は、日本で起きたいくつかの猟奇事件から、?泣ける要素?に注目して描いてみたものである」__(「はじめに」より抜粋)

『三丁目の猟奇』に続いて送る“猟奇マンガエッセイ”の最新作が完成しました。
 今回は「泣ける」をキーワードに、過剰な愛情や憎悪に翻弄される人間の姿と猟奇な事象を通して、不確かな現代社会の中で生じる人生の明暗と犯罪の影響関係をレクチャーした社会論&人間論的なマンガエッセイに仕上がっております!!

●目次
第1章 やさしく愛して_love & hate

第1話 さらば愛しき女よ(昭和25年 女性局部切り取り惨殺事件)
第2話 あゝ爆弾(昭和43年 横須賀線電車爆破事件)
第3話 美しき諍い女の告白(昭和49年 社長愛人女児誘拐殺人事件)
第4話 さすらいのふたり(昭和51年 克美茂愛人絞殺事件)
コラム 殺意のトポロジー[一]心脳問題──恋愛と犯罪の有機的な連鎖

第2章 家族の肖像_family affair

第1話 お母さんといっしょ…(昭和26年 日本探偵作家クラブ会員実母惨殺事件)
第2話 支配と従属ー尊属殺重罰規定違憲判決ー(昭和43年 栃木実父殺害事件)
第3話 デュエリスト 呪われた兄弟(昭和44年 兄弟喧嘩決闘殺人事件)
第4話 ある男の存在証明(昭和61年 杉並区一家4人殺人放火事件)
コラム 殺意のトポロジー[二]猟奇事件を生成させる?家?という存在

第3章 みじかくも美しく燃え_lovers' suicide

第1話 不幸に魅せられた女(昭和28年 33歳人妻不倫心中事件)
第2話 醜聞に死す(昭和44年 新進ヌードモデル自殺事件)
第3話 殉愛物語1974(昭和49年 台湾人妻無理心中未遂事件)
コラム 殺意のトポロジー[三]自殺行為と人間──この不可解なもの

第4章 大いなる幻影_state of confusion

第1話 ある夜の出来事(昭和28年 新宿男娼殺人事件)
第2話 泣ける大捜査線(昭和32年 東京・名古屋・福岡 布団包み殺人事件)
第3話 大人は判ってくれないー実録 人間の証明ー(昭和41年 混血少年連続殺人事件)
第4話 傷心 操行ゼロの女(昭和62年 札幌テレクラ殺人事件)
コラム 殺意のトポロジー[四]何故、われわれは猟奇事件に魅かれるのか

●データ
発売日:2007年9月14日

出版社: ミリオン出版

サイズ: 四六判/ 216ページ

定価:1,365円(税込)

ISBNコード: 978-4-8130-2071-4

Copyright 2006 Shunichi Karasawa